リヴァプールからボーンマスにレンタル移籍中の元イングランド代表DFナサニエル・クラインの獲得に、国内外の複数クラブが関心を示しているようだ。24日にイギリスメディア『スカイスポーツ』が報じた。
2015−16シーズンにサウサンプトンからリヴァプールに加入したクライン。最初の2シーズンはスタメンとして活躍していたが、背中のケガの影響とイングランド代表DFトレント・アレクサンダー・アーノルドの台頭によって昨シーズンから出場機会を減らしていた。
今冬のボーンマスへのレンタル移籍後はリーグ戦14試合に出場し、両サイドバックを務めるユーティリティー性で、負傷者続出によって厳しい台所事情となったチームを支えた。
ボーンマスはクラインの完全移籍での買取を目指している模様だが、イングランド代表DFキーラン・トリッピアーの獲得に近付いているとされるナポリや、同U−21代表DFアーロン・ワン・ビッサカに移籍の噂が絶えないクリスタル・パレス、ウェストハムも同選手の獲得に関心を示している模様で、激しい争奪戦になることが予想される。