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前田敦子、結婚・出産で考え方に変化 第1子への思い・転機の1年を振り返る<モデルプレスインタビュー>

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2019年05月27日 16:19  モデルプレス

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写真モデルプレスのインタビューに応じた前田敦子(C)モデルプレス
モデルプレスのインタビューに応じた前田敦子(C)モデルプレス
【前田敦子/モデルプレス=5月27日】映画『旅のおわり世界のはじまり』(6月14日公開)の主演を務める女優の前田敦子(まえだ・あつこ/27)が、モデルプレスのインタビューに応じた。

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◆前田敦子主演映画「旅のおわり世界のはじまり」

ウズベキスタン共和国と日本の共同製作作品である同作は、“舞台で歌う”という夢への情熱を胸に秘めたテレビ番組リポーターの主人公・葉子(前田)が、番組のクルーと取材のためにウズベキスタンを訪れ、異国での様々な出会いによって、新しい扉をひらき、成長していく姿を描く。

『Seventh Code』(14)、『散歩する侵略者』(17)に続く3度目のタッグとなり、前田を信頼する黒沢清監督がドキュメンタルに切り取る映像には、余計な説明が一切ない。主人公が何を考えているのか、なぜ過酷な状況でも目の前の仕事を淡々とこなせるのか?観客の頭にはそういった疑問が当然浮かぶであろう。

しかし、そのリアルさが逆に観客をスクリーンに没入させ、まるで一緒に異郷を旅している感覚に誘う。成立したのは、監督が「フレームに写っただけで独特の強さと孤独感が漂う」と話すとおり、異国の地に投げ込まれた葉子の不安や緊張を、繊細な表情で伝えた前田の力量があってこそだ。

◆前田敦子、黒沢清監督へ絶対の安心感「質問するのだけはやめようと決めていました」

― すごくドキュメンタリーに近い作品に感じました。演じるにあたって役作りや、役の背景はどのように想像されましたか?

前田:意図的にやる必要はないし、分からないことは分からないままで良いのかなと思ってあまり深く掘り起こそうとは思わなかったです。その場で気づいたら監督が1本の線を引いてそれでピッーと糸を引っ張ってくれているという安心感もありましたし、監督は違うものは違うと言ってくれる方なので、特に言われない限りはとりあえずやってみようという感じで、監督に質問するのだけはやめようと決めていました。

― 葉子が街を一人で歩く場面などはほとんど演出がなかったそうですね。

前田:そうですね。ゲリラ的な撮影が多くて、怒涛のように撮影するしかないので、とりあえず色々なところを通ろうと、その場その場の雰囲気でやっていました。監督が簡単な流れを説明して下さって、あとは「もうやってみましょう」と。もちろん向こうの役者さんも沢山参加して下さったんですけど、ほとんどぶっつけ本番で撮影するシーンが多かったです。

― 完成した作品を観て、「素の自分がそのまま映っているなと感じました」ともコメントされていますが、葉子を演じるにあたって意識したことは?

前田:あまりにも自分過ぎても違って、監督にベースとして「葉子はこういう人です」というポイントとして「人に愛嬌を振りまかない、むしろムスッとしていて欲しい」というのは、言われていたのでそれだけ意識しました。それだけでも自分ではないものになりますよね。

◆前田敦子、AKB48時代の自分と重ねて共感も

― 葉子は歌手になるという最終的な夢があって、今のリポーターの仕事に迷いを感じている部分もあります。前田さんも女優という夢に向かってアイドルを経由したわけですが、ご自身と重ねて共感する部分はありましたか?

前田:ありますね。卒業した後どの方向に進むのか、というのは、歌手、タレント、モデル、女優…とこの世界だけでもいくつもの選択肢があったし、女優という世界だけでもどういう女優になるか、どんどん細かく枝分かれしていくじゃないですか?現在進行系の私とドンピシャで重なるというわけではないかもしれないけど、私にもそういう時期は勿論ありました。何を選択するにせよ、絶対分かれ道はあるという意味ではいつでも葉子と同じ気持ちになるのかなと。自分の考え方1つで人生が見えてくる、見え方が変わってくるというのは誰にでも言えることなんじゃないかと思うので、観た方も共感できる部分だと思います。

◆前田敦子、スクリーンで歌声披露

さらに前田は、同作でエディット・ピアフの名曲「愛の讃歌」の歌唱に挑戦。日本人が建設に関わり、日本とウズベキスタンの友好の証である「ナボイ劇場」での交響楽団の伴奏に合わせた歌唱に加え、クライマックスでは標高2,443mの山頂でアカペラの撮影に挑んだ。

しばらく歌の仕事から遠ざかっていた前田はこのシーンに備え、クランクイン前からボイストレーニングに取り組んで準備。撮影当日は、黒沢監督も前田も時間を忘れるほど集中しており、撮影本番は一発OKで知られる監督だが、このシーンでは8テイクを重ね、山頂での撮影は5時間近くに及んだという。本編では、現場で収録した生の歌声が使用されている。


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― 歌声が以前と比べてさらに力強くなった印象を受けました。「プレッシャーは大きかった」と振り返っていましたが、撮影は大変でしたか?

前田:ありがとうございます。お芝居の場合はとりあえずやってみないと分からないと思うことが多いんですけど、歌の場合はそれが通用しないので(笑)特に今回はラストがそのシーンだったので今、私ができることは精一杯やらなきゃダメだなと思って限界は決めずに「まだいけるかな、まだいけるかな」と練習を沢山やらせてもらって、まあその「まだいけるかな」の途中かもしれないですけど、限られた中で「私は精一杯やりました」とちゃんと言い切れるくらいやったなと思えます。

― ご自身の歌声を最初に聴いたときの自己評価はいかがでしたか?

前田:現場で見せてもらって「もうこれで良いでしょ」と皆がOKを出してくれたので、安心感と達成感もありつつ、後はもう監督にお預けしたので、私の中ではやり切ったなという感じです。

― 黒沢監督はきっと、前田さんの歌声がお好きなんですよね。

前田: 監督は『Seventh Code』(前田のソロシングル、元々ミュージックビデオとして制作されたものが映画となった)を本当に好きでいてくれて、「ライブでも歌います」って言ったら観に来てくれていました。

◆前田敦子、AKB48卒業から7年…悩んだ時期も

2005年にAKB48の1期生として芸能界デビューを果たし、2012年8月にグループを卒業して以降、女優として1歩1歩着実にキャリアを積み重ねてきた。“AKBのあっちゃん”が“女優・前田敦子”になってから7年、今年の夏にアイドルのキャリアを女優のキャリアが上回ることになる。

― もうすぐAKB48を卒業されてからのキャリアがAKB48時代を超えるということで、それを聞いてどう思いますか?リアルタイムで卒業されたときも見ていたので、びっくりしました。

前田:私もびっくりです。AKB48時代が濃厚すぎて圧倒的に長く感じます。もちろん卒業してからも色々やっていますけど、今でもあれだけの人数の中で過ごすことは生涯無いだろうなと思うし、やっぱり比べられないものですね。

― 卒業してからの7年間を振り返ってみて、一番悩んだ時期やターニングポイントはいつでしたか?

前田:ちょうど2年以内くらいにありました。

― 最近なんですね。

前田:もう大人な年齢じゃないですか。甘えられない年齢になってきて、じゃあ自分の幸せをどこに1番を置くのか、という人間的な悩みが出てきたのがそれくらい。25歳を過ぎたあたりから女性は思いますよね。周りからは「そんなに早く考えなくて良い」とも言われましたけどすごく考えました。仕事をバンバン続けて、気付いたら30歳過ぎていてという人生も全然ありだなと思っていましたし、女優として頑張っていくんだったらどうやって頑張っていこうかとか。そのときは相手もいないのに悩んでいました(笑)。でもそういう悩みを持ったのは、そのときが初めてでしたね。

― それから色んなことが重なって気付いたら乗り越えられていた?

前田:そうですね。運命がこうだった、と今は思いますけど、自分でどうこうじゃなくあれよあれよと言う間にこうなったので、流れに身を任せることもやっぱり大きな決断の1つなんだなと今は思います。

◆前田敦子、撮影後に結婚・妊娠・出産「こんなにスムーズにいくと思っていなかった」

撮影は昨年4月末から約1ヶ月間に渡ってウズベキスタンに滞在し行われたが、その後入籍。今年3月に出産と、前田にとって撮影から公開まではライフステージが大きく変化した怒涛の1年間だった。

― 大きな変化があった1年だったと思うんですけど、撮影自体が今のご自身に影響を及ぼしていると思うことはありますか?

前田:勿論シナリオが先だったんですけど、自分と同じ将来に悩む同世代の女性である葉子を演じて、その後に人生が大きく変わったので、そのリンクが自分の中でも不思議でしょうがないですね。意識したわけじゃないですけど、葉子の中の向かう先、こうでありたいというものに自分が向かっていったなと思います。大事なきっかけの1つになりました。プライベートで1年前にこうなったら良いなと考えていたことが、今形になれていて、こんなにスムーズにいくと思っていなかったので嬉しいですし、1年間でこんなに人生変われるのか、としみじみ思います。

◆前田敦子、ルックスへの考え方に変化

― 見た目の変化はどうですか?

前田:出産を機に考え方が変わりました。前は良くも悪くも、もうちょっと気にしていたかもしれません。「若くいたい」というか少しでも“今、可愛い”とされるものに近づきたいとどこかで意識しちゃってましたし、前は「1人で頑張ろう」と構えていたんですけど、子育てをしていると今、大切なものってそこじゃない、これから自分がいる立ち位置はそこじゃないなと。いくら自分1人で客観的に見ようとしてもやっぱり客観的に見ることはできないので、自分が良いと思うものよりも人が良いと思う自分になりたい、自己プロデュースはもうやめよう、と思うようになりました。新しい自分の居場所はここから見つかっていったら良いなというくらいでまだざっくりした感じなんですけど、今ではそんなこと思ったことなかったので、それはすごく大きいです。

― 「人が良いと思う自分になりたい」というのはファンの人、周りのスタッフさん、旦那さんなど?

前田:そうですね。旦那さんが言ってくれることも大きいかも。私がなんとなくそういう話をしたときにすごく賛成してくれましたし、「それはすごく良いことだと思う」とはっきり言ってくれるので安心して違う道を選べるのはパートナーがいるからかな。

◆前田敦子、マタニティライフ・産後の体型への考え方…

― 妊娠中はお仕事もセーブされていましたが、生活自体は楽しめましたか?

前田:いきなり環境も変わって慣れるまでは時間もかかりましたし、暇な時間をどう持て余すか、みたいなのもありましたけど、後半になるにつれすごく楽しくなってきて、そうなるとあっという間でした。人っていかようにもその環境に馴染めるんだなと客観的に思いました。

― 余裕ができた時間はどんな風に楽しめましたか?

前田:1回自分を甘やかして、食べたいものをいっぱい食べたときは「太り過ぎ」と美容の先生に言われたんですけど、それも「こんなときもあって良いよね」と笑いながら過ごせたし、楽しかったですね(笑)。(子どもが)ちゃんとすくすくと育ってくれて今目の前にいてくれているので笑い話にできます。

― 4月23日に出産後初めて公の場に登壇された際は、すっかり前の体型に戻られていたように見えました。戻すのは大変でしたか?

前田:全然完全じゃないんですよ。ある程度は頑張りましたけど、一気にガクンと戻すのは子育てに良くないなと思ったので、今の自分をさらけ出してみようという感じです。

― 気負ってダイエットをしようとはしていない?

前田:そうですね。勿論何もせずにボッーとしてはいけないと思いましたけど、一番大事なのは子育てだと思ったので、皆さんにどう見えるかは分からないけど、出てみようと。

― 心配な部分もあったんでしょうか?

前田:自分がどう映るか出てみなきゃ分からないですし、自分が今どんな状態なのかも分からないので、今は人前に立っているのが不思議な気持ちです。

◆前田敦子「今がどれだけ幸せかを…」

― お子さんが生まれたことで、考え方が変わった部分はありますか?

前田:今がどれだけ幸せかをちゃんと考えて生きていこうと思いました。次、次、次ってどこか焦ってしまう仕事だと思うんですけど、生んだときにそうじゃないなと。今目の前にこんな幸せがあるんだったらそれをたっぷり味わいたいなと思っています。

― 今後は育児もしながら女優業も前と変わらず、無理のないペースで続けられますか?

前田:そうですね。自分の子どもが一番ですけど、色んな物を見せてあげられますし、なかなか体験できない環境を味わわせてあげることもできるので、子どもにとってもお仕事を続けていくことがプラスになることもあるなと思っていて、何か良い刺激になればいいなと。いきなり沢山のことをやらせてしまうと負担になるかもしれないですけど、それで自分の子どもがどんな風に変わっていくのか見られるのも楽しみです。

◆輝きを増した前田敦子

インタビューは昨年の夏以来。アイドル時代から人を惹きつけて離さない彼女自身の芯の強さはもちろん変わっていなかったが、母になった彼女は加えてこれまで以上に柔らかいオーラを増し、自然体の美しさがまぶしかった。

スクリーンにいる1年前の彼女も、今の彼女とは大きく違う。今後の作品も楽しみで仕方がないが、まずはスクリーンで、大きな変化を迎える直前の彼女の輝きを見逃さないでほしい。(modelpress編集部)

◆前田敦子(まえだ・あつこ)プロフィール

生年月日:1991年7月10日
出身地:千葉県
血液型:A型
身長:161cm

2005年にAKB48の1期生として芸能界デビューし、2012年8月にグループを卒業する。グループ在籍中の2007年、映画『あしたの私のつくり方』で女優デビュー後、数々の作品に出演。代表作・近年の出演作に日本テレビ系ドラマ『Q10』(11)、フジテレビ系『花ざかりの君たちへ〜イケメン☆パラダイス〜2011』(11)、『幽かな彼女』(13)、『民衆の敵〜世の中おかしくないですか!?〜』(17)、日本テレビ系『ど根性ガエル』(15)、TBS系『毒島ゆり子のせきらら日記』(16)、映画『苦役列車』(12)、『もらとりあむタマ子』(13)、『さよなら歌舞伎町』(15)、『イニシエーション・ラブ』(15)、『モヒカン故郷に帰る』(16)、『武曲 MUKOKU』(17)、『散歩する侵略者』(17)、『探偵はBARにいる3』(17)、『素敵なダイナマイトスキャンダル』(18)、『のみとり侍』(18)、『食べる女』(18)、『マスカレード・ホテル』(19)など。『町田くんの世界』(6月7日公開)の公開を控える。

『苦役列車』ではTAMA映画賞・最優秀新進女優賞を、さらに同作と『もらとりあむタマ子』で日本映画プロフェッショナル大賞・主演女優賞を、2年連続受賞している。


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このニュースに関するつぶやき

  • 知名度ってこういう事だよ。
    • イイネ!0
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  • 結局はさ、あっちゃんがセンターだった頃のAKBが一番良かったよね。
    • イイネ!58
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