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国と県に7600万円賠償命令=再審無罪の布川事件−東京地裁

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2019年05月27日 16:31  時事通信社

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時事通信社

写真判決後に記者会見する、「布川事件」で再審無罪が確定した桜井昌司さん=27日午後、東京都千代田区
判決後に記者会見する、「布川事件」で再審無罪が確定した桜井昌司さん=27日午後、東京都千代田区
 茨城県利根町布川で1967年、大工の男性が殺害された「布川事件」で再審無罪が確定した桜井昌司さん(72)が、国と県に計約1億9000万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が27日、東京地裁であった。市原義孝裁判長は、検察官の証拠不開示や、公判での警察官の偽証を「違法」と認定。国と県に対し、連帯して約7600万円を支払うよう命じた。

 市原裁判長は、県警の警察官が取り調べ段階で、「被害者宅付近で(桜井さんを)見た人物がいる」などとする虚偽の目撃証言を持ち出して自白を迫ったと認定。取り調べを録音したテープの存在を隠し、公判で偽証したとも指摘した。

 検察官については、控訴審で弁護側が開示を求めた初期の捜査報告書などを開示しなかった違法があったと判断。報告書にはこうした目撃証言が記載されておらず、開示されていれば、「遅くとも二審で無罪が出され、直ちに釈放されていた可能性があった」と述べた。

 水戸地検の横井朗次席検事は「判決を精査し、関係機関や上級庁と協議して今後の対応を検討したい」などとするコメントを発表。茨城県警の浅野芳徳監察室長も「判決を精査した上で対応を検討する」との談話を出した。

 桜井さんは67年、別の男性=2015年に死去=と共に強盗殺人罪で逮捕、起訴され、78年に無期懲役が確定。96年の仮釈放後、再審開始が認められ、11年の再審公判で無罪が言い渡された。 

このニュースに関するつぶやき

  • 無罪であって、無実とは違う。
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  • 一人の男性の人生を狂わせ 真犯人を逃がした警察の罪は重いですよね(;・ω・)
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