女とお金に悩みがちな男に「同棲」をおススメする理由

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2019年05月29日 22:00  citrus

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『金融OLが見た3つのケース。「女とお金」に悩む男性はどこが残念なのか?』なるタイトルの、なかなかに興味深いコラムを「LIFE&MONEY」をキャッチコピーとするニュースサイト『LIMO』が配信していた。

 

自分の仕事に若干のプライドを持ち、総じて年収も高くて、世間的には「勝ち組」だと称されがちな“金融機関で働く男性”を、間近で冷静に観察してきた「金融OL」の皆さんのリアルな声にスポットを当てた内容となっている。なかでも、とある証券会社に勤める女性・AさんとBさんによる、以下の控えめではありながらも容赦ない指摘には、耳を痛める殿方も少なからず……なのではなかろうか。

 

Aさん曰く「(私たちの周囲には)女性が予算を大きく超えた派手な結婚式や高価すぎる指輪を要求してきたときに断れないままお金を出してしまう男性が多い」とのこと。(中略)Bさんも「キャパオーバーの男性なら別れるところを、お金に余裕がある男性ほど結局は別れずに結婚まで行ってしまう」のだと言います。

つまり、(ハンパに)お金に余裕があるからこそ、(もしくは安定企業に勤めているがゆえ借金しやすいからこそ)、ついつい身の丈をわきまえない散財をしてしまい、のちの夫婦生活を維持できず、それがひいては「女とお金の悩み」へと発展してしまう……という理屈であり、

 

結婚や出産などのライフイベントで自分の価値を測ろうとする男性は、どうしても自分の本当の幸せを掴みづらいようです。

……と、同コラムの筆者も分析している。

 

私にも、いささかな覚えはなくもない。自分にはどう考えても“高嶺の花”な女性と、なにかの間違い(?)でお付き合いできてしまうハメに……。私としては、なんとしてもそんな「もうおそらく二度とは巡り会えない幸運」を手放さないよう、早々と「結婚」のカードを切る。ところが、その彼女は「指輪」に「披露宴」に「新婚旅行」に……と、私の収入と一ケタは軽く違うとんでもない額面の要求を、当たり前のごとくプレゼンテーションしてくる。もちろん「それはさすがに予算オーバーだなぁ…」なんてセリフは言い出せるはずもなく、もちろんその額面をひねり出せる目途もなく、「いいねいいね」とアテのない快諾を繰り返し、いずれは破局の道へとまっしぐら……。ああ、怖い!

 

意中の女性を射止めてまもないころ、瞬間瞬間に彼女の喜ぶ顔をみたいがためだけに、なりふりかまわず見栄を張りまくるその心情は痛いほど理解できる。が、先立つモノがなければ、こうした関係は……悲しいかな、やはり長続きしない。

 

だから私は結婚する前に、ある程度の「同棲」の期間を設けることを、ゼヒともおすすめしたい。「一つ屋根の下での共同生活」こそが、自分の日常的な金銭感覚を相手に自然なかたちで伝えることができる一番の有効手段なのだ。そして、せめて「指輪」「披露宴」「新婚旅行」のどれか一つだけに全予算を注ぎ込む、無理のないプランをさり気なく提言すればよい。

 

あと、一緒に住めば、どんなに“高嶺の花”な女性であってもウンチはするし、いびきも掻くし、パンティも汚れる……貴男がかけている相手がキラキラにしか見えないサングラスを「リフレーミング」する“オマケ”も期待できる。そこで初めて「彼女が等身大で自分に相応しい女性かどうか」を見極めても、あるいは「貴男が等身大で彼女に相応しい男性かどうか」を見極められても、決して遅くはないのである。ちなみに、私はいつも「同棲」で「相応しくない」と見極められ、三行半を突きつけられてばっかだったりするのだが……(笑)?

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