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黒沢清監督から求められたのは“精霊っぽさ”!? 柄本時生、『旅のおわり世界のはじまり』を語る

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2019年05月30日 15:31  リアルサウンド

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 黒沢清監督最新作『旅のおわり世界のはじまり』より、柄本時生のコメントが公開された。


参考:中丸雄一と向井理の異なる仕事観 『わたし、定時で帰ります。』は変わり続ける時代の美徳を描く


 6月14日に公開される本作は、黒沢監督が『セブンスコード』に続いて前田敦子を主演に迎えた、シルクロードが舞台の人間ドラマ。巨大な湖に棲む“幻の怪魚”を探すため、番組クルーと共に、かつてシルクロードの中心地として栄えたこの地を訪れた、テレビ番組のリポーターを務める葉子の姿を描く。


 現在放送中のドラマ『わたし、定時で帰ります。』(TBS系)で、技術はあるのに、家に帰ってもやることがないという理由で、遅くまで会社に居残るウェブ会社のフロントエンジニアの吾妻徹を演じている柄本。本作では、カメラマンの岩尾(加瀬亮)とディレクターの吉岡(染谷将太)と共にウズベキスタンへやってくる、番組のAD佐々木を演じている。万事マイペースなウズベキスタンの人々に振り回され、ディレクターとカメラマンのギスギスした雰囲気のなか、板挟みになるという役どころだ。


 今回初めて黒沢監督の作品出演となった柄本は、「作品は大好きでよく観ていたので、オファーをいただいたときは嬉しかったです」と素直な心境を語る。そんな待ちに待った現場で、黒沢監督から彼が今回演じるAD佐々木は「精霊のような役どころ」だと説明を受けたという。「普段はほとんど存在感がないけれど、あるときふと現れて、ちょっとした役割を果たすーー。たしかに脚本を読むとそんな感じもするし、言われて『なるほど』とは思いました」と柄本は語るが、実際に納得はしていても、精霊っぽさをどう表現していくかには苦心したようで、最終的にはあまり意識しないようにしたという。


 役作りに関しては、「毎回同じことですが、基本的には台本を読んだときに最初に聞こえた(佐々木の)声とか話し方を大事にして。ほかは、できるだけ大声で『お待たせしましたー!』って言うくらいかな(笑)。自分がこれまで現場で接してきたスタッフさんの動きが自然に出ているとは思います」と、特別なことは特にしていないことを明かした。


 撮影前に本作の脚本を読んだときは、正直ほとんど何も起きない話だと感じたという柄本だが、「完成した映画を観ると、ものすごくおもしろいんですよね。これって実はとてつもないことだと思います。冒頭、アイダル湖からリポートする主人公の長台詞をカットも割らず見せるところとか、何でもないシーンなのに可笑しくてしょうがない。僕はたまらなく引き込まれました」と、黒沢監督の手腕に脱帽した様子。黒沢監督自身も、本作を「これまでのどれにも似てない映画」と評している。(リアルサウンド編集部)


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