#Me Too運動の弊害で職場の出会いが消滅… 男たちが向かう先はマッチングアプリか!?

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2019年05月30日 22:00  citrus

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『Me Too運動で、男性が女性を避けるようになった。そしてそれは悪化している【調査結果】』──こんな衝撃的なタイトルの記事をHUFFPOST(日本版)が配信していた。

 

Facebookの幹部であるシェリル・サンドバーグ氏が創設した女性支援団体『リーンイン(LeanIn.Org)』が5月17日に、

 

男性管理職の約60%が、職場での女性への指導や1対1での仕事、交流する事に気まずさを感じている。

(中略)男性は仕事のために女性部下と夕食を共にしたり、出張したりすることも躊躇している。

……などの調査結果を発表。ちなみに同調査では、男性が女性を避けるようになった理由は明確にされていないという。

 

セクハラを訴える女性の弁護もしている弁護士のジョン・シンガー氏は、

 

「Me Too運動をきっかけに、男性は職場で女性と関わることが、単に怖くなったのです。

(中略)Me Too運動は、職場での男女関係に萎縮効果をもたらしました。男性は女性の同僚や顧客と2人だけでいることを怖がるようになり、かける言葉に慎重になっています」

 

……と分析し、さらには「男性と女性の両方のクライアントから、ミーティングや社交の集まりから女性が外されるようになってきているという話を聞く」とも加える。

 

そりゃあ、ここまで「ミートゥ・ミートゥ!」と叫ばれたら、こうなっちゃうのも当然だわな……とは思った。ちなみに、私が過去付き合ってきた歴代カノジョは「仕事で知り合った」が90%以上の確率で、撮影とか取材とかミーティングとかで出会った女性を陰でコソコソ食事に誘い、得意の「インテリジェンスに富んだ下ネタを、まるで高等な専門数式を解説するかのごとく淡々と語る作戦」(※←菅原道仁共著『「モテ」と「非モテ」の脳科学~おじさんの恋はなぜ報われないのか~』に詳細)や、得意の「『お願い! 1ヶ月だけでいいからボクと付き合ってみて!!』の殺し文句(?)」を添えた土下座作戦」……モロモロを巧みに駆使しながら、そのハートを射止めてきたわけだが、これらの数々の性交、いや成功をおさめてきたテッパンのプランも、今となってはセクハラ告発への格好の餌食となってしまうのだろう。もう5年ほど前からめっきり女性を相手に下ネタを話さなくなったし……だから、ベッドインまで到る回数も年々激減しちゃっているのかもしれない。シンプルに「体力の衰え」ってヤツも、あるんでしょうけどね……?

 

そんな「#Me Too運動の弊害とされる男性の女性恐怖症」に対し、リーンイン代表のレイチェル・トーマス氏は、以下のような「容易に修正する方法がある」と断言する。

 

  • もし女性と2人きりで夕食をしたくないのであれば、男性ともしない。代わりに朝食へ行く
  • 社交的になる時と同じように、男女平等に接すること
  • もし女性とオフィスで2人でミーティングをするのが不安であれば、ドアを開けたままにする

いや〜「容易」どころか、けっこうハードル高いですな……。「男性も女性も、どこまでが『適切』なのか、その境界線はわかっているはず」……がゆえ、

 

「私の真のメッセージは『乗り越えなさい』ということです。

(中略)何らかの理由でまだ(女性に)遠慮しているなら、その言い訳は使わないで。女性に平等なアクセスと支援を与える簡単なやり方はいくらでもあります」

……ともトーマス氏はおっしゃる。「乗り越えなさい」って……(笑)、また投げやりなメッセージである。「その境界線」を理解するのが大半の男女にとってむずかしいから、この手の問題が勃発していると思うのだが……。 

 

とりあえず近い将来、「職場での出会い」なるケースはほぼ消滅し、その結果として晩婚化が進むいっぽうで、マッチングアプリへの依存度だけがものすごい傾斜で右肩上がりになっていくことだけは間違いない……のではなかろうか?

このニュースに関するつぶやき

  • 「女性」という肩書きを自ら放棄したわけだから仕方ないんじゃない?
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