ヘンリー王子&メーガン妃“LGBTプライド月間”は11団体をインスタでフォロー 故ダイアナ妃へのトリビュートも

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2019年06月02日 18:41  Techinsight Japan

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ヘンリー王子夫妻、6月はLGBTQコミュニティをサポート(画像は『The Duke and Duchess of Sussex 2019年6月1日付Instagram「Continuing with our tradition to rotate the accounts we follow based on causes and social issues that matter to us:」』のスクリーンショット)
6月に入り英王室ヘンリー王子とメーガン妃夫妻が、再びInstagramのフォロー先を一新し注目を集めている。“プライド月間”の今月は、LGBTQコミュニティをサポートするアカウントをフォローするという。

先月1日に「今後は毎月夫妻の掲げるテーマに沿った活動を行う団体にスポットを当て、Instagramに紹介していく」意向を発表したヘンリー王子とメーガン妃。先月は米国が“メンタルヘルス啓蒙月間”、英国でも13日〜19日が“メンタルヘルス意識向上週間”であったことから、5月は心の健康やボディ・ポジティビティ(あらゆる体型を肯定し認め合うムーブメント)、セルフケア、人と人との繋がりなどについて積極的に活動を行う16団体をフォローしていた。

月が変わった6月は、性的マイノリティの人々をサポートする「プライド月間」と知られ、米国では2000年に第42代クリントン大統領が6月を“ゲイ&レズビアン・プライド月間”(Gay & Lesbian Pride Month)にすると宣言、その後2009年に第44代オバマ大統領が“LGBTプライド月間”と改称している。

ヘンリー王子とメーガン妃は夫妻のInstagram上で、

「6月は私たちが“プライド”を持って、LGBTQコミュニティの活動にスポットを当てていきます」

「私達はあなたがたに寄り添い、サポートします」

と記している。LGBTQコミュニティをサポートする理由を、性的指向に関係なくたとえどんな形であっても「愛は愛に変わりはない」と綴り、今月は「Human Rights Campaign」「Trevor Project」など11団体をフォローすると発表した。

9つの写真が並んだコラージュには“プライド”の象徴であるレインボーが目立ち、ヘンリー王子の母ダイアナ妃の写真も見受けられる。こちらの写真は、ダイアナ妃が事故で亡くなる前年にロンドン市内のHIV感染者およびエイズ患者の病棟で撮られたものだ。ダイアナ妃はまだエイズに関する知識が乏しかった1980年代にエイズ患者の病棟を訪れ、素手で握手をするなど自ら積極的にエイズ患者と触れ合い、世間のエイズに対する偏見を無くすことに尽力していた。このたびのヘンリー王子夫妻によるダイアナ妃の写真の使用は、そんな亡き母の素晴らしい慈善活動へのトリビュートの意味も含まれていそうだ。

エリザベス女王の公式アカウントである「ロイヤル・ファミリー」や父チャールズ皇太子とカミラ夫人の「クラレンス・ハウス」、兄ウィリアム王子とキャサリン妃の「ケンジントン・ロイヤル」など、王室メンバーらを含む7つのアカウントからのフォローを突如外した先月初めには、ヘンリー王子とメーガン妃夫妻のInstagramアカウントのフォロワー数は550万人であった。しかしその1か月後に、フォロワー数は840万人にまで急増している。

愛息アーチーくんの誕生が大きな理由だと思われるが、月ごとにテーマを決め大切なメッセージを発信する夫妻に賛同する人が多数いることの証とも言えるだろう。

画像は『The Duke and Duchess of Sussex 2019年6月1日付Instagram「Continuing with our tradition to rotate the accounts we follow based on causes and social issues that matter to us:」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 c.emma)

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  • 同性婚の憲法解釈も専門家の中で意見が分かれている。俺は当時は同性婚は想定されていないという学説派だ。
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