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独SPD党首が辞任へ、メルケル大連立政権に打撃

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2019年06月03日 07:40  ロイター

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ロイター

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[ベルリン/フランクフルト 2日 ロイター] - ドイツ連立与党の一角、社会民主党(SPD)のナーレス党首が2日、党首を辞任する考えを表明した。メルケル首相率いるキリスト教民主・社会同盟(CDU・CSU)とSPDの大連立の先行きを巡り不透明感が一段と高まった。


CDU・CSUとSPDは先の欧州議会選でいずれも支持率を落とし、SPDは牙城ブレーメン州の議会選でも73年ぶりに第1党の座を失った。


ただナーレス氏はメルケル首相率いる保守陣営との連立にとどまる意向を表明し、SPD内の左派から批判が強まっていた。


ナーレス氏は3日に党首を辞任し、4日に連邦議会(下院)の会派代表を辞任する意向を表明。「会派内および党内の意見から、職務の遂行に必要な支持がもはや得られないことが明らかになった」とした。


現政権の任期は2021年まであるが、ナーレス氏の辞任によってSPDが連立を離脱すれば、メルケル首相は解散総選挙の実施や少数与党での政権運営、もしくは緑の党や自由民主党(FDP)との連立模索に追い込まれる。


ヘルティ・スクール・オブ・ガバナンスのプレジデント、ヘンリク・エンダーライン氏は「党首選は大連立への投票となる可能性が高い」と指摘し、「候補者は連立にとどまるかどうかという重要な問いに答える必要がある」との見方を示した。


その上で「年内に新たな選挙が行われる可能性は排除できない」とし、「暫定的な対応としてメルケル時代の終わりに少数与党政権ということもあり得る」と述べた。


メルケル首相の後任と目されるCDUのクランプカレンバウアー党首は2日、SPDに安定した政権機能の維持を求め、「SPDが早急に党内人事を決定し、大連立の運営に悪影響を及ぼさないと期待している」と述べた。


*カテゴリーと写真を追加しました。

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  • ドイツは自虐的になりすぎて、自国優先の外交交渉がしにくい。移民問題も解決できない。
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