アーセナルに所属するスイス代表DFシュテファン・リヒトシュタイナーが6月3日、自身の公式インスタグラムを更新し、同クラブからの退団を発表した。
リヒトシュタイナーは以下のようにコメントし、クラブやファン・サポーターへ感謝の気持ちを伝えている。
「ガナーズへ。僕たちはこの偉大なクラブの歴史に重要なチャプターを付け加えるのにあと一歩のところまで来ていた。しかし、それは近いだけだった。残念なことにそれは十分ではなかった。受け入れ難いし、今は非常に失望している。アーセナルをインターナショナルな高いレベルに戻し、トロフィーを勝ち取るということが僕たちの目標だった。どちらともこの偉大なクラブには相応しいものだからだ」
「チームメイト、コーチ、スタッフ、熱心に働いてくれた他の従業員たち、そして常にベストであり続けたアーセナルファンの幸運を祈っている。来シーズンこそは僕たちの任務を達成できると確信している。このクラブの一員になれて本当に良かった。不幸なことにハッピーエンドではなかったけれど、大きなチャレンジで偉大な経験だった。素晴らしい応援をありがとう。本当に感謝している。またね」
現在35歳のリヒトシュタイナーは母国のグラスホッパーでプロキャリアをスタート。その後はリールやラツィオでプレーし、2011−12シーズン開幕前にユヴェントスへ加入した。加入初年度にはユヴェントスにとって9シーズンぶりとなるスクデット獲得の原動力となり、その後もセリエAでの7連覇達成に貢献した。
今シーズン開幕前にフリートランスファーでアーセナルへ移籍。今シーズンはプレミアリーグで14試合に、ヨーロッパリーグで6試合に、カラバオ・カップ(フットボールリーグ・カップ)で2試合に、FAカップで1試合に出場した。カラバオ・カップでは1得点を挙げている。