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4月豪小売売上高は前月比-0.1% 予想外の減少が利下げ観測後押し

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2019年06月04日 12:23  ロイター

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[シドニー 4日 ロイター] - オーストラリア連邦統計局が発表した4月の小売売上高は前月比0.1%減と今年初めて減少に転じた。オーストラリア準備銀行(RBA、中銀)がこの日の理事会も含めて年内に2回以上の利下げを実施するとの見方を後押しする内容となった。


小売売上高は市場予想(0.2%増)に反して減少。これを受けて豪ドルの対米ドル相場<AUD=D3>はこの日の安値である0.6959米ドルに下落。


4月は家庭用品や外食、衣料品の販売減が響いた。


賃金の伸び悩みや住宅価格の下落が家計の購買力を圧迫するなか、RBAは国内総生産(GDP)の56%を占める家計消費を大きな懸念材料と考えている。


中銀は年内に少なくとも2回の利下げを実施し、政策金利を1.00%まで引き下げるとみられている。金融市場<0#YIB:>は年末までに0.75%へのさらなる利下げを行う可能性は五分五分とみている。


この日の中銀理事会の結果は0430GMT(日本時間午後1時30分)に発表される見通し。実際に金利引き下げを決定すれば、2016年8月以来の利下げとなる。


一方、別に発表された第1・四半期の経常収支統計は輸出が好調だったことを示した。鉄鉱石などの資源価格の上昇が寄与した。


同期の貿易収支は136億ドルの黒字と、過去最大の黒字を記録。


経常収支は29億豪ドルの赤字と前期の63億豪ドル(改定値)から赤字幅が縮小し、1997年半ば以降で最も小幅な赤字となった。


ただ、輸出が好調となったのは輸出量の拡大ではなく価格の上昇が主因だったため、インフレ調整後の純輸出の第1・四半期GDPへの寄与度は0.2%ポイントにとどまった。


同期のGDPは5日に発表される予定。

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