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豪政策金利、さらに低下する可能性=ロウ中銀総裁

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2019年06月04日 19:12  ロイター

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ロイター

[シドニー 4日 ロイター] - 約3年ぶりに利下げを決定した豪準備銀行(中央銀行)のロウ総裁は4日、政策金利がさらに下がる可能性を示唆した。また雇用や成長の回復に向け財政面で支援措置が必要と指摘した。


豪中銀は4日、政策金利のオフィシャルキャッシュレートを25ベーシスポイント(bp)引き下げ、過去最低の1.25%とした。翌5日に発表される第1・四半期の国内総生産(GDP)は前年比で10年ぶりの低い伸びが予想されている。[nL4N23B0LW]


シドニーで講演したロウ総裁は、一段の緩和の可能性について、「より低いキャッシュレートを予想することは妥当でない」とはいえない、との認識を示した。


総裁は「現在の政策対応で十分で、われわれに忍耐強さが求められる可能性がある。しかし、現在の政策対応では不十分ということもあり得る」とし「これを踏まえると、利下げの可能性は依然、存在する」と述べた。


25bpの利下げを発表を受け、豪4大銀行のうちコモンウェルス銀行(CBA)<CBA.AX>とナショナル・オーストラリア銀行(NAB)<NAB.AX>の2行は同幅の住宅ローン金利引き下げを発表した。


ただ、ANZバンキング・グループ<ANZ.AX>は変動金利型住宅ローン金利を18bp下げるにとどめた。


ロウ総裁は、銀行の資金調達コストが最近低下していることを挙げて、銀行に今回の利下げを完全に反映させるよう要請した。中銀当局者が公然と銀行に金利引き下げを要請するのは異例だ。


総裁は、金融政策だけで経済を刺激するのは難しく、政府の対応も必要と主張。


「国として、われわれは失業率を下げるための他の選択肢も検討すべき」とし「一つの選択肢は、インフラ投資などの財政面の支援。もう一つは、企業の拡大、投資、イノベーション、雇用を支援する構造政策だ」と述べた。

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