「ガンガンストレートで押したい」ロッテ・種市の交流戦に向けた意気込み

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2019年06月06日 11:14  ベースボールキング

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ロッテの種市篤暉[撮影日=2019年2月8日]
「ガンガンストレートで押したいです。ストレートで押して自分のことを知ってもらえたらいいなと思います」。

 交流戦に向けてこう意気込んだのは、プロ3年目のロッテ・種市篤暉。オープン戦で結果の残し、3年目の今季初めて開幕一軍の切符を掴むと、4月29日の楽天戦でプロ初勝利。5月6日の日本ハム戦、5月16日のオリックス戦でも勝ち投手となり、6月5日終了時点で12試合に登板して、3勝1敗、防御率3.78の成績を残す。

 ここまでの投球に種市は「去年に比べたら通用している部分がすごくある。いい感じにきているんじゃないですかね」と手応えを掴む。

 その中でも、自身の決め球でもあるフォークの感触はかなり良い。5月6日の日本ハム戦後にはフォークの状態があまり良くないと話していたが、ここへきて「フォークの感覚も自信がついてきました。前回、前々回の登板ではフォークで三振が取れていますし、カウント球でもフォークでストライクが取れている。ブルペンの感覚もフォークはずっといい。フォークに関しては自信を持って投げていけると思います」と好感触を得ている。

 5月16日のオリックス戦の3回、吉田正尚に2ボール0ストライクから投じたカウントを取るフォーク、続く空振りを奪ったストライクからボールに落ちるフォーク、5月30日の日本ハム戦で2回に西川遥輝から空振りを奪ったフォークは素晴らしいボールだった。

 ストレートに関しては「前回は良くなかったですけど…」としながらも、阪神戦に向けて「キャッチボールの感覚、ブルペンの感覚も良かったと思います。この前の登板のことも、しっかり頭にいれながら自信を持って投げたいなと思います」と修正もバッチリだ。

 「場違いみたいな感じで気まずかったです」と話したが、チームを代表して交流戦開幕の前日会見に出席するなど、中心選手への階段を着実に上っている。交流戦は初登板となる種市は「相手のバッターも初見で、僕も初見。ピッチャーの方が有利じゃないかなと思っているので、そこはガンガン攻めていきたいと思います」と自信を見せる。

 パ・リーグの強打者をねじ伏せる勢いのあるストレート、落差の大きいフォーク、カウント球のフォーク、有吉優樹から教わったスライダー。種市の投げるボールはいつ見ても、見ているこちらもワクワクする。マリーンズファンのみならず、セ・リーグファンのみなさんも種市が投げるボールにワクワク感を味わって欲しい。

取材・文=岩下雄太

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  • �����涌井や昨日の岩下みたいなヘタレな投球だけはするなよ。思い切りいけexclamation
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