大谷、押し出し四球選び吠えた! 二死一、二塁からトラウト敬遠で満塁

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2019年06月06日 15:10  ベースボールキング

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4回に3ランを放った大谷(左)。カルフーン(中央)は恒例のお辞儀パフォーマンスでお出迎え
◆ 敵将、ピンチ広げてまで大谷勝負を選択

 エンゼルスの大谷翔平選手が5日(日本時間6日)、本拠地でのアスレチックス戦に「3番・指名打者」でスタメン出場。1点を追う8回に同点となる押し出し四球を選び、珍しく感情を露わにした。

 エンゼルスは5−7と2点を追う4回、二死一、二塁で大谷が3度目の打席に入り、3番手右腕・ペティットから、逆転となる5号3ランを放った。

 しかし1点リードの8回表、エンゼルスは救援陣が乱れ8−9と再び1点ビハインド。それでもその裏、1番・ラステラの中前打などで二死一、二塁の好機を作ると、打席には2番・トラウト。ここでアスレチックスのメルビン監督は、トラウトを申告敬遠で歩かせ、満塁にしてまで大谷との勝負を選択。同時に救援左腕のバクターを投入した。

 大谷は3ボール1ストライク後の直球を強振するも、これはファウル。それでもフルカウントからの6球目を冷静に見極め、エンゼルスは9−9の同点に追いついた。大谷は押し出しを選んだ瞬間、雄叫びを上げながらバットを投げ一塁へ。4回の5号3ランに続き、この試合4つ目の打点をマークした。

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