井の頭公園に「モネの池」、水草揺らめく癒しの光景に注目あつまる 絶滅危惧種60年ぶりの復活から次の段階へ

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2019年06月07日 15:30  BIGLOBEニュース

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提供:ヒーシー・ルイ(@heshelaay)さん

都立井の頭恩賜公園の「井の頭池」が、クロード・モネの「睡蓮」シリーズに描かれた池を想起させるとTwitterで注目を集めている。


「今日はモネ感が強い。なぜだろう?」——「井の頭池」が注目を集めているのは、ライターのヒーシー・ルイさんの動画投稿がきっかけ。日の光が差し込む水中には、一面に広がる水草たちが透けて見え、揺らめく水面は、空や木々の彩りを反射。そこには、透明感あふれる美しい光景が広がっていた。


この透明感あふれる「井の頭池」の佇まいに、Twitterではモネの描いた池や「ミレーの『オフィーリア』にも似ている」といった共感の声や、癒されたという声が多数。また、「子供の頃、しょっ中、行ってたのよ。でもこんな美しい池じゃなかった。かいぼり効果、是非この目で確かめたい」「こんな健康的な緑になっていたとは!」「厳しい環境を乗り越えて再び大きく息づくのは、とても素敵」といった驚きの声なども寄せられ、大きな反響となっている。


東京都は、都民ボランティアや地域のNPO法人と協働し、「井の頭池」の水草の分布状況や水生生物のモニタリング調査を実施している。3年前には、外来魚などを排除し池底を天日にさらす「かいぼり」によって、絶滅危惧種の水草「イノカシラフラスコモ」が約60年ぶりに復活。これにより、「井の頭池」では、外来魚や水質の問題が改善しつつあり、次の段階として浅場を再生する取り組みも始まっている。


このニュースに関するつぶやき

  • 岐阜県関市のモネの池と高知県のモネの池マルモッタンも良かったですよ。
    • イイネ!18
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