DeNAの救世主に!大型左腕・ソリスが入団会見「どんなシチュエーションでも」

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2019年06月07日 16:44  ベースボールキング

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入団会見を行ったソリス [写真=萩原孝弘]
◆ 三原代表「ブルペンを助けてくれる存在」

 DeNAは7日、新たに獲得したサミー・ソリス投手の入団会見を実施。背番号は「97」に決まった。

 ソリスはアメリカ出身の30歳左腕。196センチ・114キロの恵まれた体格から投げ込む力強い速球が武器で、昨季はナショナルズでキャリア最多の56試合に登板した。後半戦はやや打ち込まれるシーンが目立ったものの、メジャーでは4シーズン通算で141試合に登板。防御率4.51という成績を残している。

 会見に同席した三原一晃球団代表は「今季の誤算だったリリーフ陣の不調、三上(朋也)投手のケガでの離脱などもあり、昨年からリストに名前のあったソリス投手と合意に至った」と、獲得の経緯を説明。「中盤から夏にかけて、ブルペンを助けてくれる存在」と期待を寄せる。


 つづけて、ソリスは「ここに来られて光栄」と第一声。また、昨年は休暇として来日していたことも明かし、「翌年に日本でプレーできることを運命的に感じている」とコメント。「メジャーリーグでプレーオフや難しいシチュエーションでやってきた経験を活かして、チームに貢献できれば」と意気込みを述べた。

 自身のセールスポイントについては「どのような場面でも順応できること」と語り、「2イニングでも、ワンポイントでも苦にしない」と頼もしいコメントも。ピッチングスタイルは「左から投げ込むファストボール、チェンジアップ、カーブの3球種をミックスして勝負」と明かしている。


◆ ニックネームは「ビッグ・アンガス」?

 「楽しむこと」がモットーというソリスは「ファンとの交流」もたのしみのひとつに挙げており、「喜んでサインする」と笑顔で語る。

 日本の印象については、昨年来日した際の経験を振り返りながら「とても歓迎してくれた。食事も素晴らしく、人々も温かかった」と親日家の一面も覗かせ、今後の目標については「電車で迷わないこと」と宣言。ニックネームは『ショー・ショー』というものがメインだが、“大きな牛肉の塊”からイメージされた『ビッグ・アンガス』とも呼ばれていたことも明かし、報道陣を笑わせた。

 気はやさしくて、力持ち…?DeNAに加入した明るい大型左腕はチームの救世主となるか。“逆襲のキーマン”候補のひとりとして注目が集まる。


取材・文=萩原孝弘

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