大谷、先輩撃ち6号弾含む3安打2打点 菊池は3連発浴び4回途中7失点で4敗目

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2019年06月09日 14:20  ベースボールキング

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4回にマリナーズ先発の菊池から6号ソロを放つエンゼルス大谷
○ エンゼルス 12 − 3 マリナーズ ●
<現地時間6月8日 エンゼル・スタジアム>

 エンゼルスの大谷翔平選手(24)が8日(日本時間9日)、本拠地で行われたマリナーズ戦に「3番・指名打者」で先発出場。岩手・花巻東高の先輩にあたるマリナーズ先発・菊池雄星投手(27)から6号ソロを放つなど、計3安打2打点の活躍を見せた。

 大谷は初回、二死無走者の場面で菊池とメジャー初対決。3球目の外角スライダーを引っかけたものの、打球は一塁手と二塁手の中間に転がり、俊足を生かし内野安打とした。エンゼルスはここから打線がつながり、菊池から初回に3点を先制。大谷は先制のホームを踏んだ。2回は一死一、二塁の好機で、初球のカーブを打ち損じ一ゴロ。ここは先輩の菊池が意地を見せた。

 3−2で迎えた4回、エンゼルスは先頭の1番・ラステラ、続くトラウトが、菊池に連続ソロを浴びせた。大谷もこの流れに乗り、初球の変化球を強振。高々と舞い上がった打球は、左中間フェンスを越える6号ソロとなった。同時に、1番・ラステラからの3連発。エンゼルスの3者連続本塁打は、2016年9月3日マリナーズ戦のカルフーン、トラウト、プホルス以来、3年ぶりとなった。

 7−2で迎えた5回は、無死一、二塁の好機で救援右腕・スコットと対戦。2球目のツーシームを叩いだ打球は、二遊間をゴロで鋭く抜ける適時二塁打。これで今季2度目となる3安打をマークした。7回の第5打席は無死三塁の好機で一ゴロ。この日は一発を含む5打数3安打2打点の活躍で、打率を.257へ上げた。

 一方の菊池は初回、簡単に二死を奪ったが、大谷に許した内野安打から3点を失った。2回、3回はピンチを凌いだものの、4回はラステラ、トラウト、大谷に、悪夢の3者連続本塁打を浴びた。

 その後も2つの四球を与え、一死一、二塁のピンチを作り降板。代わった投手が適時打を許し、菊池は3回1/3を投げ、3連続被弾含む9安打7失点(自責点6)の内容。自身3連敗となる今季4敗目(3勝)を喫し、防御率は4.99に悪化した。

 注目された大谷との対戦は、第1打席が二塁内野安打、第2打席は一ゴロ、そして第3打席はソロ本塁打。メジャー初対決は3打数2安打1打点で、後輩の大谷に軍配が上がった。

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  • 先輩の菊池雄星投手からもビッグフライオオタニサン…
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