スカーフブランド「モンマルトル ニューヨーク」が初のウェアを製作、日本での取り扱いもスタート

0

2019年06月09日 19:02  Fashionsnap.com

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

Fashionsnap.com

MONTMARTRE NEW YORKルック画像 Image by: FASHIONSNAP.COM/MONTMARTRE NEW YORK
ニューヨーク発のスカーフブランド「モンマルトル ニューヨーク(MONTMARTRE NEW YORK)」が、初のウェアを発表した。10月から取り扱い店舗で販売する予定だ。

 2017年にスタートした同ブランドは、アントワープ王立芸術アカデミーやパーソンズ美術大学でファッションデザインを学び、トップストリートブランドで経験を積んだヤギ・ユウキ(Yuki Yagi)と、「ナイキ(NIKE)」ニューヨークの現役デジタルプロデューサー ヘイリー・シャンポー(Hayley Champoux)によるスカーフブランド。ヤギはパキスタンで目の当たりにした地雷被害や、自身が育ったニューヨークの貧困問題に影響を受けており、これはデザインにも反映されている。各スカーフは般若や風神雷神図、スクランブル交差点などのインパクトのあるグラフィックと、スーダンの内戦やベルリンのLGBTコミュニティが集まったシェーネベルク地区、アメリカの自殺防止センターの電話番号といった社会問題を訴えるグラフィックが掛け合わさったデザイン。価格はロングスカーフが1万8,000円、ショートスカーフが1万5,000円で、売り上げの一部はパキスタンの恵まれない子ども達を救うプロジェクト「Help Save Children in Pakistan /Save the Children」や、ミャンマーで激化した暴力から逃れるためにバングラデシュに逃れたロヒンギャ難民を支援する「Help Rohingya Children Escaping Violence in Myanmar / unicef」など毎シーズンヤギらが選んだ団体に寄付されるという。これまでは公式オンラインサイトのみで販売していたが、2019年10月から店舗での取り扱いをスタートさせる。
 ブランド初となるアパレルアイテムでは、映画「スタンド・バイ・ミー」への出演でも知られ、薬物の過剰摂取で急逝した俳優リヴァー・フェニックス(River Phoenix)の写真をアレンジしたグラフィックに「DISILLUSION」の文字をデザインしたスウェット(1万9,000円)とTシャツ(7,200円)に加え、「breathe in breathe out」の文字をプリントしたフーディー(2万1,000円)や、ヤギによるイラストをプリントしたTシャツ(7,200円/全て税別)など全6型を展開する。

MONTMARTRE NEW YORK:公式サイト公式インスタグラム
    ニュース設定