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島田紳助騒動を思い出す……吉本興業の”闇営業”スキャンダルは「カラテカ入江切り」で収束するのか!?

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2019年06月10日 20:52  日刊サイゾー

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日刊サイゾー

写真「FRIDAY」(6/21号、講談社)
「FRIDAY」(6/21号、講談社)

今週の注目記事・第1位「宮迫博之ほか吉本興業人気芸人が犯罪集団に『闇営業』」(『フライデー』6/21号)

同・第2位「元農水事務次官を追い詰めた長男の『真っ先に愚母を殺す』」(『週刊文春』6/13号)「元農水次官がエリート校出身の息子を刺殺するまで」(『週刊新潮』6/13号)

同・第3位「『安楽死を遂げた日本人』が私たちに問いかけたこと」(『週刊ポスト』6/21号)

同・第4位「治った! 愛子さまの『逆さバイバイ』」(『週刊現代』6/15号)

同・第5位「スクールバス殺人、引き金は伯父夫妻の『終活』」(『週刊文春』6/13号)

同・第6位「あなたの隣の『8050』問題」(『週刊現代』6/15号)

同・第7位「『金の亡者』といわれた『本庶佑』が『小野薬品』に反論2時間」(『週刊新潮』6/13号)

同・第8位「『NEWS23小川彩佳を全力で潰す!』怨嗟の包囲網」(『週刊アサヒ芸能』6/13号)

同・第9位「小室圭さんの経済力を危惧された『美智子上皇后』に新たな重大公務」(『週刊新潮』6/13号)

同・第10位「食べてはいけないスーパー・駅ナカの『お寿司』」(『週刊新潮』6/13号)

同・第11位「佳子さま『迷惑ならダンスはやめます』」(『週刊文春』6/13号)

同・第12位「<イカサマゴルフ>トランプに逆転負け、安倍晋三接待秘録」(『週刊文春』6/13号)

同・第13位「裕次郎愛用キャンピングカーがヤフオク落札されるまで」(『週刊新潮』6/13号)

同・第14位「熟年夫婦が『したほうがいいこと』『ダメなこと』最新研究」(『週刊ポスト』6/21号)

同・第15位「『元SMAP3人と共演したい』中居正広を直撃」(『週刊文春』6/13号)

【巻末付録】現代とポストのSEXYグラビアの勝者はどっちだ!

 早速いこう。元SMAPの中居正広の評判が悪い。その最大の理由は、解散する時、ジャニーズ事務を出ると思われていた中居が残ったことにある。

 だが、中居の番組は軒並み視聴率を落とし、ドラマで存在感を増すキムタクとの差も開くばかりである。中居は、居残った理由も明かさないし、これからどうするのかも沈黙したままだという。今回文春が、都内のスーパーで、一人で買い物をしている中居に直撃したが、返ってきた言葉は、「もう、何書いてもいいよ!」だった。

 本心は、「これからやりたいことなんて、何もないんだよ」ということかもしれない。

 さて、『妻のトリセツ』(黒川伊保子著・講談社+α新書) がいまだに売れている。たしかに人生最大の難題は妻であり夫であることは間違いない。

 一度、関係をしくじると修復不可能になる。特に女のほうがしつこい(ごめん!)から、死ぬまで、そのことを持ち出してきて飽きることがない。

 ポストは、熟年夫婦が一緒にしたほうがいいことと、やってはいけないことを特集している。

 夫婦別寝は当然だが、一緒に料理を作ってはいけないそうだ。段取りの違いがケンカの種になる。ペットを飼うのもいけない。世話の負担が不公平になりケンカになる。

 洋服をしまうクローゼットを共用するのもいけない。夫のタバコの臭いや加齢臭が嫌だと、妻はいうそうだ。女には加齢臭がないのか?

 妻のサークルに加わるのもいけない。そりゃあそうだ。私のカミさんはコーラスに夢中だが、私が入る余地などどこにもない。

 一緒にジムへ通うのもダメ。これはわかる。以前、ゴルフを一緒にやっていたことがあるが、カミさんのほうがスコアがよかったら、男は気が狂う。

 というわけで、妻はしょせん他人。距離感が大事なことは、現役時代と同じである。それを忘れなければ、何とかやっていける。それが40年近く連れ添って来て「悟った」ことである。

 新潮に石原裕次郎の愛車がヤフオクで売られたという記事がある。これは裕次郎がロケバスとして使っていた日産のキャンピングカーだ。

 1980年に購入し、車体は500万円程だが、内装に約3000万円かけたという。キッチン、シャワー、テレビに電話、仮眠用のソファなどがあった。

 裕次郎が亡くなってから解体される予定だったが、その後ファンに無償で譲られ、きれいに改装されたそうである。

 それが今度はヤフオクに出され、裕次郎ファンに約490万円で買われたそうだ。そんなクルマを走らせながら、裕次郎の赤いハンカチでも歌ったら最高だろうな。

 現代に、「人身事故、その決定的瞬間」というドライブレコーダーに写っていた記録を連続解析したグラビアが載っている。

 高齢者の事故が連日といってもいいほど起きている。そのほとんどがアクセルとブレーキの踏み間違いという単純ミスである。

 私はクルマが嫌いだ。自動車雑誌の出版社にいたときも、メーカーはスタイリングなどよりも安全性にカネ使うべきだといい続けた。

 今こそ声を上げるべきだ。ブレーキとアクセルの踏み間違えを制御できない連中が、自動運転自動車など作るとほざくのは100年早いと。

 今すぐに売り出せ、高齢者専用のクルマを。時速は30km〜40kmも出ればいい。アクセルとブレーキを間違えないくらい離し、踏み間違えたら瞬時に止まるようにせよ。人にぶつかっても相手がケガをしないような素材を使え。夜はサーチライトのごとく前方がハッキリ見えるようにし、一定の暗さを超えたらエンジンが動かないようにせよ。

 価格は70万円ぐらいか。売れるぞこれは!

 ところでトランプと安倍の関係で一番気になるのは、ゴルフの腕前である。その疑問に文春が応えてくれた。

 安倍は調子がいい時だと90ぐらいで回るそうだ。だとすれば100〜90台の間というところだろう。

 トランプはハンデ3といわれているシングルプレーヤー。だが、その実態は、スポーツ記者が書いた本によると、OKパットを何度も重ねる、ラフに転がっているボールを蹴り出すことも多く、“ペレ”と呼ばれているそうだ。

「首相はトランプがどれだけ“イカサマ”を重ねても、NOと言わない。それどころか『やっぱり上手い』と持ち上げるのです。だから、トランプ氏から変に信頼されているのでしょう」(首相周辺)

 安倍のやり方は、「偉い奴ぁおだてろ、ゴマ摺って乗せろ」という、昔ながらの「ヨイショ」外交なのである。これじゃあ、金正恩にバカにされるのも無理ないか。

 文春は「秋篠宮家研究」の第2回目だが、よほど書くことがなかったのだろう、次女・佳子さんについて報じられたことを繰り返しているだけだ。

 佳子さんが、学習院の初等科時代にフィギュアスケートを熱心にやっていたが、昇級テストで、失敗しても合格とされることを嫌がり「特別扱いしないで」といったこと。

 父親の秋篠宮と同じように「導火線が短い」(短気)。ダンスに熱心に取り込んでいること。はや2回目にして書くことがないのなら、止めればいいのではないか。

 私は寿司が好きだ。昔はすきやばし次郎や寿司幸などにも顔を出したものだったが、年金生活者になってからは、スーパーの寿司を買ってきて、カミさんと食べるのがたまの口福である。

 そのささやかな楽しみさえも新潮は奪おうというのか! 新潮によると、スーパーや駅ナカの寿司を食べてはいけないというのだ。スーパーの寿司に本マグロや北海道産のウニが乗っかっているとは思わないが、新潮によれば「すしざんまい」ならぬ「添加物ざんまい」だそうである。

 何しろタール系着色料や添加物が山盛だという。タクアンや茎わかめ、みどり豆、とびっこなどの着色料や、ワサビも色調を強くするために添加物が使われているというのである。

 だが、読んで少し安心した。添加物を多く使っているのは、「ちらし寿司」や「太巻き」が多いようだ。私がよく買うイトーヨーカドーでは、うに入り海鮮バラちらし、当店自慢のサラダ巻、当店自慢の彩り五目ちらしが入っているが、握り寿司は入っていない。

 今夜も、握り寿司で友人からもらった加賀鳶を飲むか。8時ごろスーパーに行くと30%引きになるからね。

 さて、新潮は、美智子上皇后が、秋篠宮眞子さんと婚約者の小室圭との仲を裂こうと動き出すと報じている。

 そんなバカなことをとは思うが、新潮で宮内庁関係者がこういうのである。

「お二人の結婚行事が2年延期となるあたり、上皇后さまは『二人には別々の道を歩んで行ってほしい』とのご希望を持たれていました。(中略)それは時に『新しい代に重要な役割を担う皇嗣家に連なる親戚として、あのような方が入ってくるということは、到底考えられません』といった、激しいご心情の吐露となって表れてきたのです」

 そして、令和の時代になっても、この問題の解決、すなわち破談へ導くための説得を諦めず、むしろ時間ができた今こそ、本格的に始めようという「ご意志」が窺えるというのである。

 こうした考えをこれまでも眞子さんに伝えてはいるが、彼女は「そのようなお言葉に触れたところで、お考えを変えられることは全くなく、もっぱら得心のいかないようなご様子だった」というのだ。

 このようなことに美智子上皇后が介入するなど、私には考えられない。こうした報じ方こそ「風説の流布」というのではないだろうか。

 ところで6月3日から、TBSの『NEWS23』(月曜日から木曜日まで23時開始。金曜日は23時30分から)のMCが小川彩佳になった。

 小川がテレ朝在籍中にこの移籍話をまとめていたことで、メンツをつぶされたと、「全力で小川を潰せ」という指令が出ているとアサヒ芸能が報じている。

 たしかに、初日にテレ朝は人気番組『激レアさんを連れてきた。月曜日に里帰り SP』を『NEWS23』にぶつけてきた。大人げないと思う。

 その上、『報道ステーション』の時間を繰り下げて、小川の番組にチャンネルを替えないようにもしたのだ。

 アサ芸によると、『報道ステーション』では、23時ジャストに森川夕貴アナを起用して新しいコーナーを設ける計画もあるという。

 この時間帯には有働由美子の『news zero』やフジテレビの『FNN Live News a』もあり、大混戦である。

 小川の初日を見たが、小川も他のスタッフもカチカチで、ベテランの星浩も滑舌が悪かった。ゲストを呼んで話し合うコーナーもまとまらず中途半端で、前途多難を感じさせた。

 小川はMCではなく、横に置いて、ここぞという時に突っ込ませる使い方のほうが生きると思う。

 どこを回しても、同じニュースしか流さない番組ばかりの中で、独自色を出していくのは難しいとは思うが、それができなければ生き残ってはいけまい。

 いっそ、政権批判を前面に出して超辛口ニュースを売り物にしたらどうだろう。政権ベッタリやどっちつかずのコメントをするニュースが多い中で、そうした硬派の番組にできたら、ネトウヨやゴリゴリ保守には嫌われても、現政権に不満を持っている視聴者は見るはずだ。

 初回の視聴率は4%少々で、小川効果はほとんどなかったようだ。

 さて、ノーベル賞を受賞した本庶佑京大特別教授と小野薬品との確執は、8年の長きにわたっている。

 新潮で本庶教授が2時間にわたって小野薬品へ反論をしている。経緯はこれまで書かれているので詳しくは書かないが、本庶教授ががん治療薬「オブジーボ」につながる「PD-1」を発見した時、一緒に開発しないかと持ち掛けたが、小野のほうは及び腰だった。

 その後、正式に断ってきた。仕方なく本庶教授があるベンチャー企業と開発を始めようとすると、慌てて小野は、「やっぱりうちが開発します」と翻してきた。

 その後、小野との間で契約を交わしたが、パテントに対する知識がなかった本庶教授は、京大に委託し、中身も見ずにサインしてしまった。

 それは、小野にとって有利なもので、基礎研究の段階で1億円にも満たない資金を出したぐらいだったという。

 だが、「PD-1」の驚異的な治癒率が明らかになると、小野側はライセンス料の改定を持ち出してきた。それも本庶教授が飲める内容ではなく、現在まで対立が続いているのだ。

 小野薬品のオブジーボのこれまでの累計収入は4000億円に上るというし、これからさらに大きくなると見られる。

本庶教授は小野薬品側に、京大に基金として3000億円を払えといっている。そうすれば若い生命科学者たち数十人に、研究費を5年から10年付けてあげられるからだ。

 この争い、本庶教授は訴訟を提起するといい出している。この両者の争いいかんでは、学術界が企業から正当な報酬を受け取れる関係をつくれるかどうかの試金石になる。私は、間をとって1000億円程度で手打ちになるのではないかと思うのだが。

 現代が、「8050問題」をテーマに、息子を殺した熊沢英昭元農水事務次官のようなケースがなぜ出てくるのか、筑波大学の原田隆之教授がこういっている。

「今回の事件を起こした熊沢容疑者も聡明な人ですから、外に色々な支援の窓口があったことは頭でわかっていたはずです。それでも、結局は問題をずっと家族の中で抱え込んでしまった。

 一般論として、一番大きな原因はやはり日本人が社会の中で刷り込まれている『内と外』という考え方がいまだ根強いことでしょう。子どもが引きこもった時点で、『これは家の中の問題だから』と線を引いてしまう。そして、育て方が悪くてこうなってしまった以上、『親の責任』で何とかしなくてはいけないという心理が働く。もちろん、世間体を気にして『恥ずかしい』と思う気持ちもあり、それがないまぜになって人を頼ることが出来なくなってしまう」

 子育ては失敗するのが当たり前。17,8になれば、親のいうことなど聞きはしない。ましてや40,50になったら、親の責任など毛ほどもない。すべてを明かして相談し、助けを呼ぶことだ。恥ずかしいことではない。

 川崎市登戸で20人を殺傷した岩崎隆一(51)が自殺してしまったため、事件を起こした「動機」が闇の中である。

 文春は、岩崎と同居していた伯父の足が悪くなり、自宅での介護が困難になっていて、「すぐにでも施設に入りたい」といっていたことが引き金になったのではないかと報じている。

 伯父の実子らへの怨嗟に加えて、伯父夫婦が施設に入ってしまえば、「“ひきこもり”の岩崎を取り巻く環境の変化」が起きてしまう。そこで絶望を感じて犯行に及んだのではないかというのである。

 一つの可能性として考えられるのかもしれない。岩崎の経歴を見ていてオヤと思うのは、彼が18歳の頃から、賭けマージャンで生計を立てていたということである。

 JR町田駅近くにあった雀荘に出入りし、客のドリンクの注文をこなしながら、客の人数が揃わない時には卓に入って麻雀を打っていたというのだ。

「麻雀は物凄く強かった。(中略)メンバーは自分のカネで現金打ちするから、給料が二十万円でも負けが続けばアウト(店への借金)を作ってしまうものですが、彼は十代なのにいつも七万、八万のカネをポケットに入れて、それだけで賄っていた」(元のオーナー)

 私は麻雀はやらない。20歳まではパチンコ、それ以後は競馬だ。それは対面のギャンブルが好きではないからだ。卓を囲んでカネのやり取りをするのが煩わしい。岩崎はそれを厭わなかったようだし、借りていたアパートに知り合いを呼んで麻雀をしていたというから、違うきっかけがあれば、ひきこもりにならなかった可能性はあったのかもしれない。

 現代が、愛子さんの「逆さバイバイ」が治ったと報じている。2葉の写真が載っている。2013年1月と2018年8月の写真である。ともに皇太子と雅子さんの間に愛子さんがいて、沿道に手を振っている。

 13年のは、確かに左手の背をこちらに向けている。今一つの最近の写真は、右手のひらをこちらに向けて振っている。

 逆さバイバイは、自閉症の人に多いといわれ、04年6月9日の英国紙『タイムズ』でも、噂だとしながらも「愛子さまが自閉症だという説もある」と報じたそうだ。

 無学な私は、右手で、手のひらを相手に向けて振ればいいんだと教えれば、すぐ治るのではと考えるが、これがなかなか大変なのだという。

 愛子さんにはこれ以外にも、摂食障害ではないかという説まで流れた。だが、そんな不安を吹き飛ばすように、最近の愛子さんは学校でも快活に発言し、雅子さんの回復に合わせるように、表情も豊かになってきている。もうこの母子に心配はないだろう。

 6月2日(日)に放送されたNHKスペシャル『彼女は安楽死を選んだ』にはショックを受けた。

 まだ51歳の小島ミナは「多系統萎縮症」という難病に罹っていた。これは小脳などの変性によって徐々に身体機能が奪われていく難病。

 四肢が動かせなくなり、言葉も話せなくなり、思考以外のすべての機能が奪われ寝たきりとなってしまう。

 現状では根治治療の方法はないそうである。

 このNスぺに協力したジャーナリストの宮下洋一がポストに手記を寄せている。彼には『安楽死を遂げるまで』(小学館)という著書があり、これで講談社ノンフィクション賞を受賞している。

「安楽死、それはスイス、オランダ、ベルギー、ルクセンブルク、アメリカの一部の州、カナダで認められる医療行為である。超高齢社会を迎えた日本でも、昨今、容認論が高まりつつある。しかし、実態が伝えられることは少ない。

安らかに死ぬ――。本当に字義通りの逝き方なのか。患者たちはどのような痛みや苦しみを抱え、自ら死を選ぶのか。遺された家族はどう思うか。

 79歳の認知症男性や難病を背負う12歳少女、49歳の躁鬱病男性。彼らが死に至った『過程』を辿りつつ、スイスの自殺幇助団体に登録する日本人や、『安楽死事件』で罪に問われた日本人医師を訪ねた。当初、安楽死に懐疑的だった筆者は、どのような『理想の死』を見つけ出すか」(Amazonの内容紹介から)

 宮下はメールアドレスを公開している。彼のところへ小島からメールが届いたのは去年の8月だったという。安楽死をするためにスイスへ行くと書かれていたそうだ。

「機能をほとんど失くし、人工呼吸器で息をし、話す事も出来ず、胃瘻で栄養を身体に送り込み、決まった時間にオムツを取り換えて貰い、そうやって毎日を過ごしたくはないのです。(中略)

 寝たきりになる前に自分の人生を閉じることを願います。私が私であるうちに安楽死を望みます」

 約1か月後、宮下は彼女が入院している病院を訪ねた。小島はこういった。

「私は死ぬことを自分の運命として操作したい。私の死生観は西洋的だと思う。欧米人は、自分の死に方を自分で決めるのは人権の一つだと考えるが、その考え方に惹かれる」

 新潟出身の小島は、韓国の大学に留学した後、韓国語の翻訳と通訳をしながら東京で約30年間暮らしてきたという。

 知的で、失礼ないい方になるかもしれないが、かなりの美人である。

 独身だが、彼女には姉が2人いる。3人のやりとりを見ていると羨ましいほどの仲のよさである。

 医師から告知を受けた後、長姉の家に移り住んでいる。だが、小島は何度か自殺未遂を繰り返していた。

 そして泣きじゃくりながら、「今しかないんだよ。今しかできないんだよ。もう私には力がないんだよ」といった。

 だいぶ前になるが、親しかった記者が末期がんになり、ホスピスに見舞いに行ったことがあった。

 彼は、骨と皮になりながらも、タバコが吸いたいから屋上へ連れていってくれといった。屋上に上がると四方には金網が張り巡らされていた。

 彼はこういった。

「もう自殺することも出来ないんだ。立ちあがることさえできないんだからな」

 それから1週間ぐらい後に亡くなった。

 小島と姉たちの間で、「安楽死」という話題が持ち上がった。

 姉たちは、自殺を思いとどまらせようという方便だったというが、それからも自殺未遂を繰り返す小島の気持ちを理解していったという。小島はこういったそうだ。

「たぶん私は、末期癌だったら安楽死は選んでないと思うよ。だって期限が決まっているし、最近なら緩和ケアで痛みも取り除けると言われているでしょ? でも、この病気は違うの。先が見えないのよ」

 小島はスイスにある自殺幇助団体「ライフサークル」の紹介を求めたが、宮下は、聞かれれば知っている事実を教えるが、判断もスイスへ行くことも自分でやってくれと断った。

 彼女は「私のような患者がいることを伝えて、安楽死の議論に一石を投じてほしい」と訴えた。

 NHKに仲介したのだろう。

「ライフサークル」は女性医師が11年に設立した団体で、年間約80人の自殺幇助が行われているという。

 自殺幇助を法的に認めている国はいくつかあるが、外国人にも適用しているのはスイスだけだそうだ。

 会員は1660人いて、日本人は19年4月現在17人だという。だがこれまで同団体で幇助を受けたのは一人もいない。

 団体から患者として認定されるためには、医師の診断書と自殺幇助を希望する動機を送り、審査を受ける必要がある。

 団体からは認定を受けたが、19年3月まで空がないといわれた。だが急遽、11月28日ではどうかという連絡が来たのだ。

 姉たちは言葉を失った。だが彼女は、

「時すでに遅しが一番怖い」

 といった。

 あわただしく小島と姉たちはスイスへ旅立った。小島はホテルでこう語った。

「現世を離れることができることに、どこかホッとしているところがあるんです。昨日は怖かったんですけれど、今日は怖くないんです」

 当日の朝、最後の審査を終え、ベッドに寝かされた。点滴の中に致死薬を入れて、そのストッパーを患者自らが外す。

 医師が、最後に「ストッパーを開ければどうなるかわかりますか」と聞き、小島が「はい、私は死ぬのです」と答える。

「死にたいのならストッパーを開けてください」といわれると、小島はためらいもなくストッパーをこじ開けた。

 小島は2人の姉に、

「本当にありがとう、こんな私の世話をしてくれて。本当にありがとう」

 といってほほ笑んだ。

 遺体は日本へ持ち帰ることが出来ない。遺灰はスイスの澄んだ川に流されたそうである。

 番組では、同じ病気になった母親が人工呼吸器をつける選択をしたことに、娘が、

「母親の姿があるかないかは、私の中ですごくでっかい」「家族としてはありがとうだよね」というシーンもある。

 ポストの中で川崎市で緩和ケアをしている西智弘医師はこういう。

「末期がんの患者であれば、がんによる痛みを緩和し、尊厳死の一環として最期を迎える時には鎮静剤を投与して意識水準を下げ、終末期の苦痛を和らげる『セデーション』を施すこともあります。

 安楽死でなければならないケースは稀で、安易に認めれば、緩和ケアの技術の発展が止まってしまうことを危惧します」

 長々と引用してきたが、現代のように長生きすることが正しい、人生100年時代などという生命至上主義がもてはやされる時代にこそ、安楽死を認めるのか認めないのかを国民的議論にすべきだと思うからだ。

 小島ミナが身をもってわれわれに問いかけた、自分の命の期限は自分で決めるという問題を、一人一人が自分の身に引き比べて考えるべきだろう。答えはすぐには出ないが。

 さて、この問題も私だったらどうしただろう。熊沢英昭元農水事務次官(76)が、44歳の息子を刺し殺した事件報道を読みながら、何度も自問した。

 文春、新潮によれば、熊沢の長男・英一郎は、母親を「愚母」と呼び、ツイッターに「中2の時、初めて愚母を殴り倒した時の快感は今でも覚えている」「殺人許可証とかもらったら真っ先に愚母を殺す」と書き込んでいたそうだ。

 妻への敵意をむき出しにする息子に、老いた父親は「厳しくたしなめた」(文春)が、それ以上のことはできない。

 6月1日、近くの小学校で開かれていた運動会の歓声に、「音がうるせえ。子供らをぶっ殺すぞ!」と怒号を浴びせる長男に、4日前に川崎市で児童ら20人を殺傷する事件を起こして自殺した岩崎隆一(51)がダブって見えたのではないかと文春は報じている。

 熊沢の実妹はこう語る。

「兄は武士ですよ。追い詰められて、誰かに危害を加えてはいけないから最後は自分の責任で(長男の殺害を)決めたのでしょう。それは親にしかできないことです」

 熊沢の父親は歯学博士で台東区に歯科クリニックを開いた。長男の熊沢は東大法学部から旧農林省へ入り、二男は東大附属病院、3人の娘たちも医療関係の夫を持っているという。

 そんなエリート一族の中で、熊沢の長男・英一郎に求められたのは、東大に入学して同じ道を歩むことだった。

 熱心な教育ママだった母親の下、彼は東大合格者を多数輩出する駒場東邦中学に合格する。しかし、ここから彼の人生が暗転していくのだ。

 父親のようなエリートになれという母親の教育に反発したのか、成績は芳しくなく、何年に一人しか出ない大学に行かない子供になるのである。

 その頃のことを英一郎はツイッターに、「私はイジメられ続けた所為で統合失調症になったからなぁ(略)何とか復讐したい」と書いていたという。

 以前からゲームにはまっていたらしく、卒業後に「代々木アニメーション学院」に通い、その後、「流通経済大学大学院」の修士課程を修了しているそうだ。

 英一郎は、父親のことは尊敬していて、ゲーム仲間などには「父親自慢」をしていたようだ。彼は10年ぐらい都内で一人暮らしをしていたが、ゲーム代や生活費は全て親持ちだった。

 英一郎は事件の10日ほど前に再び実家に戻っていた。だが、母親を怨む気持ちは一向に変わっていなかった。ツイッターにこう綴っていたと文春が報じている。

「何が産んでくれた? 勝手に親の都合で産んだんだから死ぬ最期の1秒まで子供に責任を持てと言いたいんだ私は」

 捜査関係者は、母親は刺殺現場にはいなかったが、犯行後、熊沢は妻に「戻ってくるな」と連絡していると話している。母親も長男を殺すことを了解していたのだろうか。

 この事件を川崎市・登戸の殺傷事件とからめて報道するメディアが多いが、私は、1980年11月に神奈川県川崎市で起きた、浪人予備校生(20)が両親を金属バットで殴り殺した事件を思い出していた。父親は東京大学経済学部卒で一流企業のエリート、兄も早稲田大学を卒業して上場企業に入社していた。だが、本人は早稲田受験に失敗して浪人生活を送り、父親から大学を諦めろといわれていた。

 熊沢は私とほぼ同年代だから、この事件は記憶にあるはずだ。このままいけば長男に妻も私も殺されるかもしれない。その恐怖感が心の底にあったことは想像に難くない。

 現在、およそ100万人のひきこもりがいるそうだ。なかにはひきこもりは犯罪予備軍のようにいう輩がいるが、そんなことはないし、英一郎はゲームおたくではあっても、ひきこもりではない。

 また、子どもは親の所有物で、他人に危害を加える可能性があったら、熊沢のような行動をとることを責められないという意見も散見される。そうした雑駁な考えには同意しないが、子どもとそりが合わず、怯えて暮らしている老親たちは多くいるはずだ。その人たちをサポートする体制づくりは早急にやるべきだと思う。

 今週の第1位はフライデー。お笑いコンビ「カラテカ」の入江慎也が、吉本興業を通さない闇営業を行っていたと報じ、所属する吉本興業から所属契約を解消されてしまった。

 しかも、それが世間を騒がせた、被害総額40億円といわれる振り込め詐欺集団の忘年会だったというのだ。

 入江が詐欺集団の幹部と親しかった関係で頼まれ、入江が宮迫博之や「ロンドンブーツ1号・2号」の田村亮などを誘ったという。

 入江は、幹部らが詐欺集団と知っていたはずだと、元のメンバーの一人が話している。

 入江は自分の事務所を持ち、このような闇営業をしていたらしいが、この忘年会の謝礼は1人100万円だったそうだ。

 5年前の12月のことだが、古いから時効ということはないだろう。

 フライデーは入江の名前を大きなタイトルには出してない。本丸は宮迫である。宮迫はフライデーの取材で「もらっていない」といっているが、他でもいわれているが、芸人がロハで歌を唄ったり芸を披露したりするはずはない。

 吉本興業の入江切りは早かった。島田紳助騒動の時のように、暴力団との“痛くない腹”を探られるのを恐れたのだろう。

 だが、トカゲのしっぽ切りで済まそうというのでは、世間は納得しないだろう。テレビのワイドショーは、吉本を恐れて、カネはもらっていないのだから、詐欺集団だとは知らなかったのだからと、援護射撃をしている。

 誰か、プロがタダで芸を見せるか、そんな奴はプロじゃないド素人だという芸人はおらんのか?

 フライデーもこれで終わりにしたらあかん。徹底追及しておくれよ。(文中一部敬称略)

【巻末付録】

 現代から。「伊原六花、朝ドラ『なつぞら』女優がビキニに!−広瀬すずの同僚役で出演」「片山萌美、大河『いだてん』の色っぽい女将さん−限界セクシーに挑戦」

 袋とじは「<独占掲載>ルーマニアの金メダル3人娘『トリプル・ヘアヌード』」。それにしても体操選手って、ヘアをほそ〜く切りそろえてはるのね。このように剃るのはさぞ大変だろうなと、変なところで感心してしまう。

 ポストは、「女たちはなぜ<尻>を鍛えるのか?−美尻トレーニングが大流行」。袋とじは「日本3大美人ヘアヌード祭り−袋とじ三都エロス絵巻 秋田、京都、博多」

「鮮烈美ボディ、片山萌美−NHK大河ドラマにも出演のGカップ美女」。これは現代と同じだ。「なをん/REI−令和最初の謎の美女(3)」

 今週はほそ〜いヘア・ヌードの現代がやや優勢勝ちだな。

このニュースに関するつぶやき

  • なんだこの記事は!���á��ܤä�����タイトルの内容が最後にちょこっとだけで関係無いのがやたらと多いじゃないか!�פä��ä��ʴ�
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  • 色々ニュースありますよね。逆さバイバイ知らなかったわ。
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