蒼井優との電撃結婚を語った、山里亮太・母の完璧なマスコミ対応

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2019年06月12日 00:02  サイゾーウーマン

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サイゾーウーマン

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下世話、醜聞、スキャンダル――。長く女性の“欲望”に応えてきた女性週刊誌を、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ぶった斬る!

 「フライデー」(講談社)の渾身のスクープで発覚した吉本興業“詐欺グループ闇営業”問題。発覚当日朝、ワイドショーを見ていたら問題はカラテカ入江慎也“一人”なのかと勘違いしそうだった。当初、雨上がり決死隊の宮迫博之やロンドンブーツ1号2号・田村亮の存在が全然出てこなかったから。びっくりするほどのワイドショーによる“忖度”報道だった。

第462回(6/6〜6/11発売号より)
1位「蒼井優 『魔性愛の最終結論』 山ちゃん母が独占初告白『入籍4日前の初対面現場』『うちのクズが吉永小百合を連れてきた!』(「女性自身」6月25日号)
2位「TOKIO松岡昌宏「『アド街』司会を俺に!」 V6井ノ原快彦に交代直願」(「女性自身」6月18 日号)
3位「ピエール瀧被告 相方石野卓球も独立へ…復帰は2人で」(「週刊女性」6月25日号)

 世間をアッと驚かせたのが、女優の蒼井優とお笑いコンビ「南海キャンディーズ」の山里亮太の電撃結婚だ。確かに驚いた。そして相方の山崎静代同席の記者会見で2人の好感度はすごくアップしたと思う。山里の頭の回転のよさ、うれしそうにはにかむ蒼井。それは結婚会見としてかなり完璧なものだった。そして「女性自身」記事を読むと、2人の好感度はさらにアップする。登場するのは山里の実母だ。

 「自身」の取材にかなり前のめりで応じたと見られる山里ママが、すごくうれしそうに幸せそうに詳細を語っているのだが、さすが、息子並みに頭がいい。ナイスなエピソード、キャッチーな言葉をじゃんじゃん投入してくるのだ。

 ママが息子から「蒼井優と結婚する」と報告を受けたのは4月中旬だったが、マスコミ発表の直前、ママは夫と一緒に蒼井の映画を見に行ったという。そのエピソードがこうだ。

「スクリーンを見ながら、『お父さん、あれが亮太の嫁だよ。山里家に来るんだよ、信じられる? 私たちの時代だったら、吉永小百合さんがうちに来るみたいなもんだよ』って。内容なんて全然、頭に入ってきませんでした(笑)」

 完璧である。さらに蒼井をほめちぎり、「うちのクズみたいな子のところに、あんな大女優さんが」「(初めて会ったとき)夢じゃないかしら、夢なら覚めないでほしい」と言いながら、息子に対しても「何十倍も努力して、最後にこんな素晴らしいご褒美が来た」とフォローする。さすが、である。この母にして息子あり、という微笑ましいママの言葉の数々。そして、吉永小百合を持ち出すセンス。なかなか素人でマスコミ取材にここまで話せない。本当におめでとう! とママに言いたいくらいの出来栄えだ。

 だが、個人的に一番笑ったママの話が相方のしずちゃんに対するものだ。2人を引き合わせた蒼井の親友でもあるしずちゃんへの感謝を、ママはこんなふうに語ってしまったのだ。

「しずちゃんには、本当に感謝しかありません。だって彼女も独身なのに間に入って、『優ちゃん、今日誘ったら山ちゃんとご飯に行けるよ』『山ちゃん、優ちゃんが尊敬できるって言っていたよ』と言って近づけてくれたんですから」

 “だって彼女も独身なのに” ――。ママに悪意はないんだろうが、ちょっとしずちゃんがかわいそう。独身同士の息子としずちゃんがくっつけば――ママはきっと長年密かに密かに思っていたのだろうか。そんなニュアンスも感じるが、しかし“独身”は余分だ。ママ、天然か!?

 なんのための記事だ!? 「女性自身」が掲載したTOKIO松岡昌宏ネタ。人気長寿番組『出没!アド街ック天国』(テレビ東京系)だが、松岡がこの番組の大ファンで司会を狙っているというもの。一方、現実の司会者は松岡の親友でもあるV6の井ノ原快彦。その仲良しぶりを紹介しながら、まずはゲスト出演させてと迫るが、それをイノッチははぐらかしているというもの。

 どんな情報だ。だいたい、今TOKIOといえば長瀬智也の脱退問題だろう。山口達也のわいせつ暴行事件、ジャニーズ退所で、TOKIOの音楽活動は停止したまま。それに不満を持ち苛立っているのがボーカルの長瀬だと「週刊文春」(文藝春秋)で報じられた一件だ。さらに、嵐の活動休止の際にも、タッキー翼解散の時にも、関ジャニ∞の渋谷すばるがジャニーズをやめた際にも、合わせて長瀬の脱退問題が取り沙汰されたほど。

 そんな火種がくすぶるTOKIOなのに、ネタが松岡の“アド街”って――。どんな意味があるのか、それともない!? 誰が知りたい情報!? 妙に気になる変なネタだった。

 相方・ピエール瀧の事件で、連帯責任、道徳ファシズムなどのバッシングにあらがい続けてきた「電気グルーヴ」石野卓球だが、またしてもやってくれるようだ。ピエール逮捕時の事務所の対応の悪さ、速攻で解雇したこと、また石野に対しても事情説明や相談がなかったことで、石野もまた事務所に見切りをつけ、ピエールと一緒に個人事務所を立ち上げる方針と「週刊女性」が報じたのだ。応援したい。

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