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リモート、他県合同、テックランチ etc.etc. さまざまな形態で開催される宮崎のIT勉強会:UIターンの理想と現実

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2019年06月12日 07:12  @IT

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@IT

写真大塚真言さん
大塚真言さん

 こんばんは、木目沢康廣です。「アラタナ」でWebエンジニアをしています。



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 U&Iターンの理想と現実:宮崎編、第1回はナイスガイエンジニア大野が、宮崎と関東を股に掛けるエンジニアのワークスタイルを、第2回は陸海空エンジニアの桑畑が、宮崎のライフスタイルをお伝えしました。最終回は、私が「宮崎のエンジニアスタイル」をお伝えします。



●私のエンジニアライフ



 私は、妻の実家が鹿児島にある関係で、3年前に宮崎に移住してきました。



 3年前までは東京で働くWebエンジニアでした。「ドメイン駆動設計」という手法でソフトウェア設計をすることに力を入れていたので、同様にドメイン駆動設計で活躍できる会社を探していたところ、アラタナのブログでドメイン駆動設計に力を入れていることを知り、鹿児島まで1時間半の宮崎に引っ越し、アラタナに入社しました。



宮崎でも挑戦できる



 「宮崎でエンジニア」というと「地方だから保守的な開発をしているのではないか?」と思われるかもしれません。



 そんなことはありません! わが社に関していえばさまざまな技術に挑戦しながらプロダクトを成長させてきました。



 最近取り組んだものの例を挙げます。こんな挑戦ができる会社は東京にもそうないのではないでしょうか?



・サーバレスアーキテクチャ



・ドメイン駆動設計



・自動テスト



・アジャイル開発



 また、私も勉強会や研修に積極的に参加し、開発チームにフィードバックしています。最近はこのような研修に参加しました。



・スクラムマスター研修



・東京や大阪の勉強会(出張扱い)



会社の近所に住むと、体力的にツラい(ことがある)



 宮崎にある会社は、大体宮崎駅の周辺にあります。



 宮崎駅は県庁所在地ですが家賃がそれほど高くないので、多くの人が会社の周りに居を構えます。ちなみに私は、会社まで自転車で20分くらい。これでも社内では遠い方です。



 同じ地方でも周りの鹿児島県や熊本県は、市の中心地の家賃が高いので、少し郊外に住み、電車やバスで通勤する方が多いと聞きます。



 難点は、終電がないので飲み会になると午前2時、3時帰りが当たり前というところでしょうか……そこはおじさんにはツラいのですよ……。



●リモートワークエンジニア



 ここからは、リモートワークで働く宮崎のエンジニアたちを紹介します。



・家族を大切にするパパエンジニア



 小川航佑さんは、ラブターンエンジニア(※)。茨城県出身で、宮崎県出身の奥様の縁で宮崎に移住してきました。現在、東京の会社に所属しつつ、宮崎でリモートワークをしています。



 小川さんに宮崎でリモートワークをする利点について聞きました。



 宮崎は海も山も川も近くにあり、自然の環境がそろっている点が素晴らしいとのこと。年中暖かく、自然も豊富な環境でのびのび子育てができるそうです。



 時間や場所の制約を受けないのも、リモートワークの良いところ。お話を伺った日は、午前中は大淀川沿いで仕事をし、午後は拠点としている貸事務所に移動して仕事を続けたそうです。



 お子さんと海で遊んだ後に仕事をすることもあるとか。「宮崎+リモートワーク」を活用した働き方ですね。



・アウトドア大好きエンジニア



 大塚真言さんは、東京の会社の宮崎支社でエンジニアとして活躍した後、フリーランスエンジニアとして独立しました。現在は、東京や沖縄からの仕事を中心に請け負っています。



 「フリーランスで仕事をする利点は、完全にコアタイムなしで働けるところ」という大塚さん。午前中にサーフィンを楽しみ(宮崎は日本でも有数のサーフィンの聖地です)、午後から仕事をする、などフリーランスエンジニア生活を楽しんでいるそうです。ちなみに、キャンプも好物で、宮崎中でキャンプをしているそうです。



・“すげぇ”集団



 「てげほげ」は、宮崎にいるWeb系フリーランスエンジニアの集団です。



 シェアオフィスで知り合った3人のフリーランスエンジニアが、情報共有をしながら定期的に集まるようになり、さらに相談や技術的なアウトプットをするようになり、「てげほげ」設立に至ったそうです。



 てげほげ主催の勉強会も開いており、前回のLT(ライトニングトーク)大会は平日にもかかわらず35人の参加者が集まったそうです。



 ちなみに、「てげ」とは宮崎弁で「すげぇ」という意味です。「てげてげ」は「適当に」と違う意味になります。



●宮崎のコミュニティー



 次に、宮崎のコミュニティー事情や勉強会活動状況をお伝えします



・参加者1万人超え(でも、ノンテク)



 宮崎には「宮崎IT関連勉強会」というエンジニアコミュニティーがあります。



 SlackやFacebookを活用しており、勉強会を開催したいときはFacebookで告知をすると宮崎中のエンジニアが見てくれます。Facebookのグループは、現在422人が参加しています。



 勉強会とは全然関係ありませんが、Facebookには「宮崎ラーメン部」というグループもあります。



 参加者は現在1万1162人!



 宮崎人限定、カップラーメン不可、県外のラーメン不可。宮崎県内のラーメン屋の感想と写真をアップするローカル限定のグループです。感想をアップするだけで、100件近くの「いいね」が集まります。



・バックレなしが自慢――宮崎の勉強会



 勉強会は、東京と比べると数は圧倒的に少ないのですが、それなりに活動している方だと思います。



 特筆すべきは、参加率の高さ。東京の勉強会ではドタキャン問題がよく発生しますが、宮崎ではこのような問題はありません。



 勉強会を開催すれば、申し込みをした人のほぼ100%が参加します。やむを得ず来られない場合も、大体連絡があります。これは宮崎の県民性なのかもしれませんね。



・鹿児島との合同勉強会



 鹿児島のエンジニアコミュニティーとの合同の勉強会も、頻繁に開催しています。



 リモートの読書会や、LT大会を兼ねた忘年会、設計の勉強会、アジャイル開発の勉強会などを年に数回開催しています。



 先日は、東京の著名人を呼ぶ大掛かりなイベントを鹿児島で開催しました。



・アラタナの社内勉強会



 アラタナは社内勉強会を活発に行っています。



 昼休みに3人の登壇者がフリーテーマでLTをする「テックランチ」や「読書会」「ドメイン駆動設計勉強会」などを開催しています。



 月に1回開催しているテックランチは、毎回盛り上がります。普段は外食のメンバーも、この日はお弁当を買ってLTを聞きながらご飯を食べています。



・会社間の勉強会



 2018年は、協力企業との合同勉強会も行いました。



 アラタナのメンバーが宮崎から東京へ伺い、事業にまつわる技術の共有をお互いがガッツリ行いました。



・東京とのリモート勉強会



 最近はZOOMなどでリモート参加できるコミュニティーが増え、宮崎にいながら東京の勉強会にZOOM越しに登壇してLTを行うこともできました。



 聴衆の顔は見えないのですが、意外ときちんと聞いて、感想もいただけました。遠く離れた土地の人に言葉が届いたのは本当にうれしいことでした。



●地方だから知識が得られないなんてことはない



 宮崎は全国の天気予報にも出ないような土地です。しかし、エンジニア同士が活発に活動し、コミュニティーもそれなりに充実しています。



 FacebookやSlackなどのコミュニケーション手段の発達もあり、お隣の鹿児島と交流したり、リモート越しに東京とも勉強会を行ったりしています。



 もはや、地方だから知識が得られないなんて時代は終わったのだと感じます。



 宮崎は物価が安く、海も山もあり、自然豊かです。過ごしやすい気候も相まってか、のびのびとしているエンジニアが多くいます。エンジニアにとってとても良い環境なので、この記事を読んで興味を持っていただけたら、ぜひ遊びにきて下さい!



●木目沢康廣



福島県出身、「翔んで埼玉」でおなじみ埼玉県育ちの41歳。



高校臨時教師などをへて、30歳手前でWebエンジニアに転身。



40歳手前で宮崎へ移住。「アラタナ」所属。



アラタナ3年目の現在は、APIサービスの開発/スクラムマスター業を主に担当。



宮崎の観光地はほぼ全て回った宮崎大好きエンジニア。



宮崎に移住してから山登りが趣味になった。アラタナやま部に所属。


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