第47回トゥーロン国際大会2019の準決勝が12日に行われ、U−22日本代表はU−22メキシコ代表と対戦した。
両チームともスコアレスで前半を折り返すと、日本は50分に先制を許す。1点を追う日本は72分、田中碧のシュートはポストに阻まれてしまうが、こぼれ球に反応した相馬勇紀が右足一閃。ネットを揺らし、同点に追いついた。
その後も日本は攻勢を強めるが86分、エドゥアルド・アギーレにゴールを奪われ再び追う展開に。しかし、ドラマは終了間際に待っていた。89分、相手最終ライン裏に抜けた小川航基が冷静に流し込み、決着はPK戦へ。3人目までは両チームともに成功。しかし、メキシコの4人目のアラン・モソが痛恨の失敗。日本は4人目の長沼洋一、5人目の旗手怜央が成功。この結果、日本が史上初の決勝進出を果たした。
日本は15日に行われる決勝戦で、ブラジル対アイルランドの勝者と戦う。
【スコア】
U−22日本代表 2−2(PK戦:5−4) U−22メキシコ代表
【得点者】
0−1 50分 ヘスス・ゴディネス(メキシコ)
1−1 72分 相馬勇紀(日本)
1−2 86分 エドゥアルド アギーレ(メキシコ)
2−2 89分 小川航基(日本)
【スターティングメンバー】
日本(3−5−1)
オビ・パウエルオビンナ;椎橋慧也(70分 田中駿汰)、大南拓磨、岡崎慎;田中碧、神谷優太(55分 小川航基)、岩崎悠人、相馬勇紀、川井歩(79分 長沼洋一)、高宇洋;旗手怜央