高島屋が景品表示法違反、オンラインストアで販売した化粧品など147商品のサイト内表示に原産地表記の誤り

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2019年06月13日 19:42  Fashionsnap.com

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高島屋公式サイトより
消費者庁は6月13日、高島屋運営の公式オンラインストアで販売していた化粧品および雑貨についての表示に景品表示法に違反する行為が認められたとして措置命令を出した。

 同庁の調査によると、2011年8月17日から2019年4月3日までの期間に販売された全商品の内、計147種類の商品についてサイト内で「原産国・生産国」や「原産国」と記載した項目に、実際と異なる国名を記載していたことがわかった。具体的には、「アディクション(ADDICTION)」のアイライナーペンシルの原産国がイタリアであるのに対して日本と表記していたほか、「シャネル(CHANEL)」の「N°5 バスジェル」の原産国をフランスではなくアメリカと記載していた。高島屋に対して同庁は再発防止のために同社内での周知徹底し、措置を講じることを命令した。
 措置命令を受けて高島屋は、公式サイトで「当該商品をお買上げいただきましたお客様、ならびにオンラインストアの誤った商品情報掲載画面の表記をご覧いただいたお客様には、大変ご迷惑をおかけいたしましたことを深くお詫び申しあげます」と謝罪し、問い合わせフォームを設置。該当商品のパッケージに貼付されていたラベルの表記は正しいものであり、品質に問題はなかったことを確認したと発表した上で「表記内容のチェック体制の一層の強化を含む対策に万全を期し、今後このような事態が再び発生することのないよう努めてまいる所存でございます」とコメントした。
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