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「ポツンと一軒家」効果で「珍百景」も絶好調……テレ朝がオワコン番組を再生できるワケ

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2019年06月14日 10:31  日刊サイゾー

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日刊サイゾー

写真テレビ朝日公式ホームページより
テレビ朝日公式ホームページより

 人里離れた場所に1軒だけ建つ家を訪ねる『ポツンと一軒家』(テレビ朝日系。以下『ポツンと』)の勢いが止まらない。これまでもたびたび高視聴率を記録してきた同番組だが、6月9日の放送ではついに視聴率が20.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録。その影響は前番組にも及び、『ナニコレ珍百景』(以下、『珍百景』)も15.2%を記録した。

 つい昨年まで、日曜夜のテレビといえば、『笑点』に始まり『バンキシャ』『鉄腕ダッシュ』『イッテQ』『行列のできる法律相談所』まで、高視聴率番組が続く日本テレビの天下だった。しかし、やらせ疑惑や出演者のわいせつ事件など、トラブルが相次いだこともあってか、視聴率がジリジリと低下。そこに割って入ったのがテレビ朝日だった。テレビ情報誌記者が語る。

「『ポツンと』は、日曜20時に放送されていた『人生で大事なことは○○から学んだ』の1コーナーでした。ところが初回の放送が非常に好評で、すぐに特番になり、これが高視聴率を獲得したため、一気にレギュラー番組へと昇格しました。さすがにレギュラーではキツいかと思われましたが、『いだてん』が大河ファンに完全にそっぽを向かれ、年配の視聴者が一斉に流れ込んでいるようです」(テレビ情報誌記者)

 実際、『ポツンと』が20%超えを記録した9日、裏番組の『いだてん』は6.7%と、大河ドラマのワースト記録を更新。この恩恵をモロに受けているのが、『ポツンと』の前に放送している『珍百景』だ。この番組は、目にした人間が「何コレ?」と呟いてしまうものを紹介する構成。キー局関係者はこう語る。

「『珍百景』は2008年にスタートし、家族で楽しめる番組として好評でしたが、2016年に1度、番組は終わりました。その時期のテレ朝は、『大改造!!劇的ビフォーアフター』や『しくじり先生』など、人気番組を次々と終わらせており、“飽きる前に止める”という攻めの姿勢だったのです。2018年に復活した際は、あまりにも内容が以前と一緒で驚きましたが、日テレの『鉄腕ダッシュ』が“山口騒動”で自滅し、後ろの『ポツンと』が絶好調で、放送前からチャンネルを合わせる人も多いようで、数字が伸びています」(キー局関係者)

 後ろの番組の力、さらにライバルの自滅があったとはいえ、15%超えは立派な数字。ただ、その内容について、関係者の声は手厳しい。

「ここ最近の放送を見ると、過去に投稿されたネタの再訪問にかなりの時間を費やしていますし、再現ドラマで尺を稼ぐ手法も目立ちます。正直、1時間半の放送時間を持て余している印象は否めません。また、同番組のスタートは18時半ですが、『サザエさん』(フジテレビ系)が終わる19時を狙って、必ず動物ネタをやる構成になっている。家族でテレビを見るこの時間帯、動物ネタは鉄板です。ほのぼのとした番組ですが、やっていることは結構エゲツないですよ」(前出・キー局関係者)

 しかし何はともあれ、1度は終わった番組を蘇らせ、なおかつ高視聴率に導いた手腕はお見事。『珍百景』の同時間帯は『ジャンクスポーツ』(フジテレビ系)も“復活組”だが、こちらの数字は伸びておらず、これはそのままフジとテレ朝の勢いの差を表しているようだ。

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