GoogleのArts & Culturesでアンネの家を世界中から“見学”できるように

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2019年06月15日 13:01  Techable

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Techable

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6月12日はアンネ・フランクの誕生日で、生きていれば90歳だった。15歳でナチスの迫害の犠牲になった彼女が書いた「アンネの日記」は今も世界中で多くの人に読まれている。

そのアンネが幼少期を過ごした家が、アンネの90歳の誕生日を記念してGoogleのArts & Culturesで公開された。アンネの写真や、一家の隠れ家暮らしの資料なども展示されていて、今一度アンネの人生に思いをはせることができる。
・アンネの部屋も見学できる
アンネの一家はナチスの迫害を逃れるためにドイツからオランダに移り住んだ。今回公開されたのは、アンネ一家が隠れ家に移る前に住んでいた一軒家だ。

通常のストリートビューと同じく、スクロールすることで階段を上がったり、廊下を進んだりしながら内部のすべての部屋を見て回れるようになっていて、アンネが妹とシェアしたというベッドルームも見学できる。
・貴重な資料も展示
インドアビューに加え、オンライン展示では貴重な写真や資料も閲覧できる。アンネ自身や家族が映った数々の写真とともに、偶然撮影され、唯一残っているとされるアンネの映像などがある。

また、本棚裏に隠された隠れ家への入り口や、隠れ家でのアンネの部屋の写真、アンネの父親の会社で働きアンネを直接知っていた女性のインタビューなども公開されている。

本は読んだことはあっても、多くの人がオランダにあるAnne Frank Houseに足を運ぶ機会はなかなかないだろう。今回、ウェブサイトGoogle Arts & Culturesとアプリ(iOS、Android)で公開されたので、ぜひ閲覧してほしい。

Anne Frank House/Google Arts & Cultures

Google Blog

(文・Mizoguchi)

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