ヤクルト、石川の快投台無しも接戦制す 9回に荒木同点打、山田哲V犠飛

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2019年06月15日 17:51  ベースボールキング

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ヤクルト・石川雅規
● 西武 5 − 6 ヤクルト ○
<2回戦・メットライフ>

 ヤクルトが接戦に勝利。4点リードの8回裏に5点を奪われるも、9回表に2点を奪い返しシーソーゲームを制した。

 白星こそ付かなかったが、先発・石川の投球術が光った。丁寧に高低、両サードを突くだけではなく、頻繁にプレートの踏み位置を変え打者を幻惑。3回は二死から一、三塁のピンチを招いたが、本塁打ランキングトップの4番・山川を三ゴロ。4回は先頭の5番・森に死球を与えたが、7番・栗山をニゴロ併殺に仕留めるなど要所を締めた。

 5回以降は3イニング連続で3者凡退をマークし、無失点のまま迎えた8回、一死から連打を許したところで降板。今季3勝目を後続に託したが、2番手・梅野が2連続押し出しを含む3連続四死球で一死しか奪えず降板すると、なおも二死満塁から、3番手のマクガフが逆転となる3点適時二塁打を浴びた。

 1点を追うヤクルトは9回表、相手のミスに乗じ無死一、三塁の好機を作ると、代打・荒木が右前適時打を放ち同点。9番・藤井が送りバントを決め一死二、三塁とし、1番・山田哲の右犠飛で再び1点を勝ち越した。その裏は石山がピシャリと締め8セーブ目(1勝1敗)。マクガフに4勝目(1敗)が記録された。

 石川は交流戦歴代単独2位の25勝目とはならなかったが、7回1/3、4安打4奪三振2失点の力投。8回無失点で今季2勝目を挙げた日本ハム戦に続く好投で、防御率は3.23へ良化した。

 西武は4点を追う8回、連続押し出しと中村の3点適時打で一気に逆転。しかし1点リードの9回、抑えの増田が2点を失い今季初黒星(3勝10セーブ)を喫した。

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