U−22日本代表、トゥーロン国際初制覇ならず…PK戦の激闘の果てブラジルに屈す

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2019年06月16日 01:13  サッカーキング

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サッカーキング

同点ゴールを決めてガッツポーズの小川航基(左) [写真]=Getty Images
第47回トゥーロン国際大会2019の決勝が15日に行われ、U−22日本代表とU−22ブラジル代表が対戦した。

 ここまでの4試合で15得点無失点と、力をいかんなく発揮しているブラジルに対し、大会初の決勝進出を果たした日本代表はPK戦の末に勝利した12日のメキシコ戦から先発4人を変更。田中駿汰、長沼洋一、舩木翔、小川航基がピッチに立った。

 日本のプレスを剥がして押し込むブラジルは19分、中央を割るとマテウス・クーニャ(ライプツィヒ/ドイツ)のラストパスからアントニー・マテウス(サンパウロ)が決めて、先制に成功する。



 苦しい展開となった日本だったが、ワンチャンスをものにする。39分、ロングボールをCBがヘディングで処理するが、中途半端なボールとなってしまうと、落下点に入っていた小川が左足ダイレクトボレー。しっかりと抑えた弾道がゴール右に決まって、同点とした。ブラジルは今大会初失点となった。

 後半に入ると時間の経過とともに、日本が中盤でボールを持てる時間が増加するが、なかなか決定機までは至らず。守備ではミスから危ない場面を招きかけるところもあったが、体を張った守備は最後まで切れず。1−1のまま、PK戦となる。

 PK戦では先攻のブラジルが5人全員が成功したのに対し、日本は5人目となった旗手怜央のシュートがセーブされて、ブラジルが5年ぶり9度目のトゥーロン国際優勝を果たした。

【スコア】
U−22日本代表 1−1(PK 4−5) U−22ブラジル代表

【得点者】
0−1 19分 アントニー・マテウス(ブラジル)
1−1 39分 小川航基(日本)

【スターティングメンバー】
日本(3−4−2−1)
オビ・パウエルオビンナ;大南拓磨、岡崎慎、田中駿汰;長沼洋一、田中碧、高宇洋、舩木翔(46分 相馬勇紀);岩崎悠人(66分 三笘薫)、旗手怜央;小川航基(81分 神谷優太)

このニュースに関するつぶやき

  • ブラジルはここまでどの試合も無失点の上に点差をつけて決勝まで来てて決勝もそのつもりだったと思うけど日本が点を取って今大会初失点で1−1。ブラジルを苦戦させて余裕では優勝させなくてちょっと気分良い。
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