ダル、7回2安打1失点10Kの快投も報われず…カブス打線沈黙で9戦連続白星なし

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2019年06月16日 12:42  ベースボールキング

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敵地でのドジャース戦に先発したカブスのダルビッシュ有
◆ ドジャース先発・ビューラーとの投手戦

 カブスのダルビッシュ有投手が15日(日本時間16日)、敵地でのドジャース戦に先発登板。古巣相手に7回2安打1失点、10奪三振の快投を披露したが、打線の援護なく勝利投手の権利を持たず降板した。

 ダルビッシュにとってドジャースは、レンジャーズからトレードで移籍した2017年に半シーズン在籍した古巣。相手先発はここまで7勝1敗、防御率3.35のビューラーで、試合は両右腕による投手戦になった。

 この日のダルビッシュは制球が安定。2回は一死から5番・マンシーに左前打を許したが、3つのアウトをすべて三振で奪った。3回もテンポ良くアウトを重ねこの試合2度目の3者凡退。しかし0−0の4回、先頭の2番・バードゥーゴに、甘く入った真っ直ぐを右中間席へ運ばれた。

 その後も四球と盗塁などで二死三塁のピンチを背負ったが、6番・ビーティをニゴロ。渾身の真っ直ぐでバットをへし折った。

 ダルビッシュは5回以降、3イニング連続3者凡退をマークするも、ドジャース先発・ビューラーも6回まで2安打無失点の快投。我慢の投球が続いた。

 カブスは0−1と1点を追う8回、先頭の8番・ダルビッシュの打順で代打・ボートを起用。そのボートは四球を選んだが、続く9番・ラッセルが痛恨のニゴロ併殺。カブスはこの回も得点できなかった。

 ダルビッシュは7回109球を投げ、2安打10奪三振1四球で1失点。快投で防御率を4.65としたが、またしても今季3勝目を逃し、これで9戦連続白星なしとなった。

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  • 今季1番の投球を戦犯になったチームとの対戦でやってしまうとは...
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