4失点完敗も確かな“存在感”…久保建英「個で抜いていくことはできた」
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2019年06月18日 11:56 サッカーキング
日本代表は17日、コパ・アメリカ初戦でチリ代表と対戦し、0−4で敗戦。トップ下のポジションで代表初先発を果たしたMF久保建英は「向こうが決定的なチャンスを全て決めてきたのに対して、自分たちは何回かいいチャンスがありながら決められなかった」と敗因を述べた。
試合序盤は久保と中島翔哉が積極果敢に仕掛けて好機を生み出すも、得点を奪えないまま試合は王者チリのペースに。日本はカウンターからゴール前へと迫ったが、ゴールネットを揺らすことはできなかった。久保は「途中から一か八かじゃないですけど、早いパスを出すようになって、そこから何回かチャンスを作れた。0−0の時間帯を当たり前だと思わず、どんどん攻めていければ」と振り返った。
一方で「個で抜いていくことはできた」と手応えも感じている。そして最大の決定機は65分、中山雄太からパスを受けると華麗なドリブルで相手選手を抜き去りフィニッシュ。しかし、惜しくもシュートはサイドネットをかすめた。「あそこは今思い返しても悔しいですし、スコアは2−0だったので。あそこで決めていればこっちの時間帯になっていた」と悔やんだ。
取材・文=三島大輔
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