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KANA-BOON飯田、10日間の失踪劇。意外といる“失踪する夫たち”のワケとは?

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2019年06月19日 08:51  女子SPA!

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女子SPA!

写真(画像:KANA-BOON Instagramより)
(画像:KANA-BOON Instagramより)
 4人組ロックバンドKANA-BOON(カナブーン)の飯田(めしだ)祐馬(28)の失踪騒動が話題になっています。

 6月5日より音信不通の状態になったため、家族が警察へ捜索願を提出し、15日に予定されていたライブも中止に。

 その後、16日に無事帰宅したことが、グループの公式サイトで発表されました。
 飯田は、2014年4月に一般女性と結婚していますが、2017年2月に清水富美加から改名した女優、千眼美子との過去の不倫関係を謝罪したこともありました。

 そのため、今回も原因は女性問題ではないかとの声もあがりましたが、失踪の理由、目的などについては公式発表は行われていません。

 警察庁の統計によると、行方不明の届出は、平成29年でなんと8万1946人、うち男性が64%を占めます。また、全体のうち7万1371人は所在が確認でき、その79%は1週間以内に所在がわかっています。大半はたいした失踪ではなかったわけですね。

 と、意外と多くの人が一時的に行方不明になるわけですが、万が一、夫が失踪したらーー? 男女関係や不倫事情を長年取材し著書多数のライター・亀山早苗さんが、失踪する夫たちの事例についてレポートします。(以下、亀山さんの寄稿)

◆夫の携帯がつながらず3日目に捜索願いを出した

 あるミュージシャンが行方不明になったことが話題になった。10日の間、彼がどこで何をしていたのかは今のところ不明である。家庭をもつ男性が、このように「失踪するケース」はあるのだろうか。

 自宅でWEB関係の仕事をしていた夫が失踪したのは、3年前のことだとショウコさん(仮名・39歳)は振り返る。結婚して10年、ひとり息子が8歳だった。

「自宅で仕事をしているといっても、夜はよく打ち合わせと称して飲みに行っていました。昼間働いている私が帰るころ、夫が夕飯の支度をしてくれていて3人で食べるのがパターン。夫はそこから自由時間。私はそういう生活がけっこう気に入っていたんです」

 飲んでくるとふらりと出ていった夫。いつもなら朝までには帰っているのに、その日はショウコさんが起きてもいなかった。息子を学校に送り出し、自分も出勤。連絡をとろうとしても夫の携帯がつながらない。

「二晩もたつとさすがに何かあったのではないかと思いましたね。夫のパソコンを開いてメールを見たりしたんですが、特に変わった様子はない。だからこそ事故か事件に巻き込まれたのではないかと、3日目の朝、警察に捜索願いを出しました」

 メールで見つけた夫の仕事先にも連絡をしてみたが、行く先を知っている人はいない。夫の両親、自分の両親にも話をした。

「夫の両親が飛んできました。不安だったんでしょうけど、『あなたがあの子を大事にしてくれなかったから…』なんて言い始めて、いい迷惑でした(笑)。こっちだって心配しているのに、そんなときに嫌みを言うなんて。

『オトナなんだから自分の行動に責任もってもらわないと』と私も思わず言い返して一触即発。さすがに義父が義母をいさめていましたが」

◆外国人パブにはまって……

 結局、夫が帰ってきたのは1週間後。ショウコさんが帰宅すると、夫はフライパンを握って料理をしていた。

「なにやってんのよ!と大声で叫んだら、『ごめん。とにかくごめん。おいしいもの作るから』って。そういう話じゃないでしょ。息子がいたから、その場は怒りを抑えつけました。

 息子が寝てから聞いたら、なんとも要領を得ない。どこにいたのか、何をしていたのか。そんなシンプルなことに答えられないなら病院に行くしかないねと言ったら、夫はなんとフィリピンに行っていた、と。

 実はフィリピンパブの女性にはまり、彼女が店を辞めたので追いかけて行ったそうです。あきれましたよ。こっちは失踪したのか事件か事故かと大騒ぎしているのに」

 もちろん、両方の両親にも報告。すると義母が「あら、早かったわね」と口を滑(すべ)らせた。

「なんと、義母は夫に泣きつかれてフィリピンに行くお金を貸したんだそうです。だから私を責めるようなことを言っていたのかとわかりました。

 義父は知らなかったようで、大声で義母を怒鳴りつけていたので、私はそのまま電話を切りました」

 もちろん、ショウコさんもおさまらない。深夜であることも忘れて「離婚だ!」と叫んだ瞬間、息子が起きてきて泣き出してしまった。

「離婚だけはやめておこうよ、あっちはもういいんだ。オレ、ショウコのこと好きだから」

 しれっとそう言った夫に、本気で怒りをぶつけるのがバカバカしくなったと彼女は言う。あれから夫は何ごともなかったかのように暮らしているが、もちろんショウコさんは許してはいない。

◆夫の甘えを見抜いていた妻

「なんだか様子がおかしいなとは思っていたんですよ」

 夫失踪の数日前から、いや、実はその数ヶ月前から異変に気づいていたというのは、キヨコさん(仮名・45歳)だ。そしてある日、キヨコさんが帰宅すると、夫は身の回りのものとともに消えていた。1年前の話である。

「女だなと思いました。5歳年上の夫はマジメな人で、それまで浮気のひとつもしたことがなかった。お酒もタバコもやらず、唯一の楽しみは家族でドライブすること。そういう人だったんです」

 そういう人が出て行ったのだから、相手の女性に本気になったか、もしくは突然の狂い咲きか、どちらかだろうとキヨコさんは思った。

 結婚したのは友だちの紹介で、結婚式まで夫は彼女に手を触れようともしなかった。結婚生活は平穏で、17年間、ケンカひとつしたことがない。キヨコさんがケンカをふっかけても夫は乗ってこなかったのだ。

「おもしろみはないけど、いい人。息子と娘も父親が大好きで、伸び伸び育ちました。

 そんな夫が突然消えたので、子どもたちのことが心配でした。だから私は、お父さんは急な出張でしばらく帰ってこないと言ったんです。当時、ちょうど夫が部署を変わったばかりだったのが功を奏したという感じですね」

 キヨコさんは、あわてる気も騒ぐ気もなかった。本気で恋をしたなら、いつか離婚の申し出をしてくるだろうし、飽きたなら帰ってくるだろうと思っていたからだ。

◆1週間後に服を取りに来た形跡が…

 1週間ほどたったとき、帰宅すると家の中の様子がおかしい。夫が帰ってきた気配があった。クローゼットをのぞくと夫の衣服が何着かなくなっていた。どうやら洋服を取りにきたようだった。

「1週間もたつと子どもたちが、『お父さん、まだ帰ってこないの?』と言うようになる。お父さんは海外出張であと何ヶ月か帰ってこないと言うしかありませんでした」

 キヨコさん自身は、夫にはまったく連絡をとっていない。ひたすら夫の出方を待っていた。

 さらに1週間、連絡はなかった。会社から連絡がないということは夫は会社には行っている、そして相手は社内の女性だろうとキヨコさんは感じていた。

 失踪から3週間たったとき、夫はなにも言わずに戻ってきた。土曜日の昼間、子どもたちが部活で留守にしているのをわかっていて、突然現れたのだ。

◆「恋じゃない。だまされただけだ」

「お帰りって言っていいの?と私が聞くと、夫は黙ってうなずきました。心配かけたな、と言うので、『別に心配なんてしてないけど』と。捜索願いも出してないし、夫や私の親きょうだいにも話していなかったので(笑)。そう言うと、夫は少しがっかりしたようでした。

 若い女性に恋でもしたのねと言ったら、『恋じゃない。騙(だま)されただけだ』って。何があったかなんて聞きませんよ。夫は聞いてほしそうだったけど、結局、彼は甘えているんですよね。夫がいなくなったからって、私は大騒ぎするような女じゃないってわからなかったのかしら」

 その後、彼女の推測通り、相手は社内の30歳の女性だとわかった。その彼女が家にまで押しかけてきたので、キヨコさんは「訴えるわよ」と一喝して追い払った。

 あれから1年、夫はキヨコさんの顔色をうかがうように生活している。そしてキヨコさんは、子どもたちの成長を見ながら離婚のタイミングをはかっているのだという。

<文/亀山早苗>

【亀山早苗】
フリーライター。男女関係、特に不倫について20年以上取材を続け、『不倫の恋で苦しむ男たち』『夫の不倫で苦しむ妻たち』『人はなぜ不倫をするのか』『復讐手帖─愛が狂気に変わるとき─』など著書多数

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