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目撃あいつぐ「リュウグウノツカイ」は地震の前兆なのか?出現記録を分析 東海大

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2019年06月19日 13:11  ハザードラボ

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ハザードラボ

写真研究論文が掲載された米地質学会の研究誌
研究論文が掲載された米地質学会の研究誌

 富山湾や島根県など、日本列島周辺では最近、“幻の深海魚”と言われる「リュウグウノツカイ」や「フリソデウオ」があいついで目撃されている。古くから大地震の前兆を知らせる魚だと信じられていることから、東海大学の研究チームが過去に起きた地震と、深海魚の出現記録の相関関係を調べた結果、意外な事実が判明した!
 リュウグウノツカイもフリソデウオも、ピカピカ光る銀色の帯のような細長い体をしていて、赤いたてがみがある深海魚だ。

 どちらも海底の変化に敏感で、日本や台湾では古来から地震や天変地異を知らせる魚だと言われている。東海大海洋研究所の織原義明特任准教授らは、1928年11月から2011年3月にかけて、深海魚が目撃された記録をもとに、周辺で10日から30日前後に発生した地震との相関関係を分析。  336件の目撃情報と、221回の地震について照らし合わせた結果、ただ1つの例を除けば、深海魚と地震との間には、何の関係も見いだせなかった。さらに、調査対象をマグニチュード(M)6.0以上の大地震に絞ると、深海魚出現の10日以内に発生した地震は無かったという。

 織原氏が深海魚に注目するようになったきっかけは、東日本大震災。深海生物が大地震予測に結びつくのであれば、被害を軽減できる可能性があるとして、リュウグウノツカイの出現を報じる地方紙の記事を収集・分析するようになった。  大地震の前触れとして古くから伝えられている現象(宏観異常現象)のなかには、深海魚の出現以外にも、地震雲や湧き水の変化などさまざまなものがあるが、織原氏は今回の研究成果が「民間伝承を信じる人にとっては、科学的根拠に乏しい迷信だとわかってもらいたい」と話している。  なおこの研究成果は、米地質学会が発行する研究誌『Bulletin of the Seismological Society of America』に今月18日付で掲載された。

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  • 迷信 https://mixi.at/a9ZNPNL
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  • 宏観異常現象についても科学的に調査すべき対象があれば調べた方がよいのではないかなあ。
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