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着こなしが難しいサマーセーターを、スタイル良くおしゃれに着る方法

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2019年06月20日 16:02  女子SPA!

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女子SPA!

写真半袖の袖丈が肘近くまであるもの、もしくは、袖がないものを選ぼう (画像:WEAR)
半袖の袖丈が肘近くまであるもの、もしくは、袖がないものを選ぼう (画像:WEAR)
【モードをリアルに着る! Vol.86/小林直子】

 多くの人が一度はサマーセーターを買ったことがあるでしょう。コットンやリネンのさらっとしたさわり心地の糸で編まれた春から夏にかけて着るセーターで、半袖、長袖、ノースリーブなど様々なものがあります。

◆サマーセーターを買ってみたのはいいものの…

 けれども、このサマーニット、買ったはいいのだけれども、なかなか着る機会が訪れないという、少し難儀なアイテムです。

 理由は、Tシャツに比べて編地が厚く、少しでも暑い日には着る気が起きないこと、かといって、ハイゲージで薄い編地のセーターを選んでしまうと身体のラインが見えやすいなどでしょう。サマーセーターを買ってみたのはいいもの、着てみたら暑いし、太って見える感じがするしと、そんなことを言っている間に夏が終わってしまった、そんな人も多いのではないでしょうか。

 しかし、アイテムのバラエティをふやしたいなら、夏でもニットを選ぶのは悪くはありません。問題はどういったものを選べばいいのか、そして何と合わせればいいのか、です。

◆サマーセーターにボリューミーなロングスカートの素敵な組み合わせ

 今回ピックアップしたのは、デンマーク・コペンハーゲン発、イギリスのロイヤルカレッジオブアート出身のセシルバンセン。

 どこかで見た名前とスタイルだなと思ったら、2017年のモエヘネシー・ルイヴィトングループのファッションコンテストのファイナリストに選ばれた人でした。レースや刺しゅうなどを多用したクラフト感溢れる少女っぽい雰囲気のスタイルが印象的です。

 そんなセシルバンセンの2019年春夏コレクションに、サマーセーターの素敵なスタイリングを発見しました。

 クルーネック、肘までの長さがある半袖、オフホワイト、リブ編みでほどよく身体にフィットしたサマーセーターに、凹凸のある凝った素材のボリューミーなロングスカート。足元は日本のスイコックとのコラボレーションによるサンダルという組み合わせ。

 セーター、スカート、サンダルというごく普通の組み合わせが、選ぶアイテムのバランスでモードな雰囲気になっています。普通なようでいて普通でないこのルック、どこをどうやったらこうなるのでしょうか。

◆王道シルエットにあえてサンダルをもってきて今風に

 最初に注目していただきたいのはこのルックが作っているシルエットです。上半身はタイトで下半身のスカートが広がっていく、典型的なフィット・アンド・フレアのシルエット。女性服の王道です。

 シルエットがタイトなものになろうが、ビッグなものになろうが、このシルエットはあまりに完璧なため、トレンドが変わってもいつでも通用する普遍的なシルエットです。

 身体にフィットしたセーターに広がるボリューミーなスカートを持ってくることで、この王道シルエットを形成。けれども、ここでパンプスを持ってきたら、50年代のスタイルになってしまうので、あえてスイコックの歩きやすいサンダルを持ってくるところが今風になっています。

◆薄すぎない編地で袖丈が肘近くまであるものを選んで

 まずはサマーセーター選びです。避けたいのは身体のライン、そして二の腕の太さが強調されることです。

 そのためには、ハイゲージすぎない、つまり薄すぎない編地で、かつ半袖の袖丈が肘近くまであるもの、もしくは袖がないものを選ぶことです。編地にある程度厚みがあり、しっかりしていればそれほど身体のラインは目立ちません。

 また二の腕の太さが一番目立つ袖丈は二の腕の一番太いところで切れているものなので、長いか、もしくは袖なしか、どちらかのものを選ぶといいでしょう。

◆足元をサンダルにするなら、ふわーっと広がるスカートを合わせて

 そして合わせるボトムです。ここはセシルバンセンにならって、ボリューム感のあるロングのフレアスカートを選びましょう。

 もちろんタイトスカートでも悪くはありません。仕事着としてはむしろそのほうがいいでしょう。けれども、仕事着ではなく、かつこのようなサンダルを合わせたい場合は、ふわーっと広がるスカートを合わせましょう。

 セシルバンセンの次のルックでは似た雰囲気のセーターに同じオフホワイトのフレアスカートを合わせています。こうすると、セーターとスカートのワンピース風に見えますから、セーターとスカートが同じ色もいいでしょう。

◆スカートは、生地に表情があり、ぱりっとした素材のものがベター

 スカートに少しお金をかけられる場合は、このセシルバンセンのような生地に表情があり、張りのあるものを選ぶといいでしょう。

 しっかりした生地のほうがスカートはふんわりしつつも、しっかりフレアを形作りますから、上半身がニットで身体に自然に沿うような場合は、下半身はそれに反するように、構築的なシルエットが作れるようなぱりっとした素材のものを持ってくるといいでしょう。

◆スポーツサンダルか軽い雰囲気のサンダルで外してみて

 足元は今年だったらやはりスポーツサンダルを持ってくるか、もしくはヌーディーなほとんどストラップがないような軽い雰囲気のサンダルのものがいいのではないでしょうか。

 着ているものがクラッシックな雰囲気のときは、足元で外してくると今風になります。

 工夫次第ではいくらでも着られるサマーセーター。タンスにしまっていないで、新しいコーディネートで再デビューさせてみてください!

<文/小林直子>

【小林直子】
ファッション・ブロガー。大手ブランドのパターンナー、大手アパレルの企画室を経て独立。現在、ファッション・レッスンなどの開催や、ブログ『誰も教えてくれなかったおしゃれのルール』などで活躍中。新刊『わたし史上最高のおしゃれになる!』は発売即重版に

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