年齢とともに筋肉が衰えて、顔がたるんできたと感じる方は多いと思います。たるみはメイクで隠せないからこそ、地道なケアが必要です。
たるみのなかでも、あると一気に老けて見えてしまうのが「ほうれい線」です。エステティシャンの筆者が、ほうれい線を予防するセルフケアをシーン別にご紹介します。
■テクニックいらず!簡単にできる「ほうれい線のセルフケア」
口周りの筋肉を鍛えていくことで、ほうれい線の予防、改善をしていきます。
テクニックいらずでできるのは「舌回し」。口を閉じた状態で舌を大きくグルグルと回すだけの簡単エクササイズです。大きくゆっくりと動かすのがポイントです。
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右回りが終わったら、左回りも行ってください。初めのうちは疲れて数回しかできないこともありますが、つづけていくうちにできる回数が増えていくでしょう。
疲れたなと感じる回数まで、無理せず行いましょう。TVを見ている時や家事をしながらでも行うことができ、唾液も出るので口腔内のアンチエイジングにも役立ちます。
■職場で休憩中にほうれい線ケア
職場での休憩やおでかけなど、少しの時間でできるのが歯ブラシをつかったエクササイズです。歯ブラシを口の中に入れたらブラシの後ろの部分を頬にあて、ぐいぐいと押し上げます。
表面からは届きにくい奥の筋肉を刺激することで、頬を引き上げてほうれい線にアプローチすることができます。メイクも崩れず、歯磨きのついでに行えるのでぜひ習慣にしましょう。
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■仕事後や日中のほうれい線ケア
画像赤丸の部分をきゅっとひっぱるだけで、ほうれい線が引き上げられます。
耳の上あたりにこりを感じる人は、軽くグリグリと揉んでから引き上げてください。メイクも髪型も崩れず、簡単にできるのでおすすめです。
ほうれい線の予防には、頬の筋肉を鍛えることにもなるので「笑顔」をつくることも大切です。気になるほうれい線をメイクでごまかすよりも、根元から引き上げるケアと大きな笑顔を習慣化して自信のもてる口元を実現させましょう。
(美容家・エステサロン&スクールSUHADA主宰 永松麻美自身のニキビ・激太りから容姿コンプレックスに陥り根暗な10代を過ごす。綺麗になるためエステの道へ。「綺麗になる」を通し心や人間関係、人生まで前向きに変わって行く経験を人に伝えるため美容家として活動中。)
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