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和田政宗が「週刊文春」の公選法違反報道に妄想全開で「切り貼り」と反論も、文春にノーカット録音を突きつけられ…

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2019年06月23日 00:00  リテラ

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リテラ

写真参議院議員 和田政宗公式ブログより
参議院議員 和田政宗公式ブログより

 今週発売の「週刊文春」(文芸春秋)6月27日号で、「公選法違反疑惑」を報じられた自民党・和田政宗参院議員。周知のように、和田サンといえば安倍首相の覚えもめでたい極右ネトウヨ議員だ。今夏の参院選での改選を控えるなか、去る5月2日のある集会で、公職選挙法で禁じられている「公示前の事前選挙運動」をしていたという。



「週刊文春」によると、和田議員が出席したのは、大手ハウスメーカー・積水ハウスらが主催した「埼玉合同安全衛生推進大会」なる集会。そこでの挨拶で、和田サンはこのように述べたのだという。



「最後三十秒で選挙のお願いでございます。私、全国比例で出ています」

「ですので、是非、和田政宗、もしくは政宗というふうにお書き頂ければ有り難く思います」

「今、必死のお願いを積水ハウス様、積水ハウス様の関連企業様に全国回ってお願いをさせて頂いております」



 詳しくは発売中の「週刊文春」か、この和田氏の発言を音声で公開している「週刊文春デジタル」(外部リンクhttps://ch.nicovideo.jp/shukanbunshun)をチェックしてもらいたい。



 和田議員は「週刊文春」の取材に対して、「発言はいずれも公選法上の選挙運動には該当しない」と書面で返答したというが、発言自体は文春が指摘するように公選法違反の疑いがある。公選法では、立候補前の「選挙運動」を「事前運動」として禁じており、名前を出して投票を「お願い」する行為は「選挙運動」に含まれうるからだ。



 だが、本サイトとして興味深いのは、この報道を受けた和田議員の慌てふためきようだ。文春の「公選法違反疑惑」は19日にスクープ速報として「文春オンライン」で伝えられていたのだが、すると、和田議員は即座にブログとTwitterで反応。同日21時には、ブログに「週刊文春・加藤晃彦編集長に告ぐ」と題してこんな投稿をしている。



〈週刊文春の、私の発言が「公選法違反『疑惑』」だとする記事。

 文春の加藤晃彦編集長、「とにかく和田政宗を攻撃する記事を書け」と指示したというのは本当でしょうか?

 それは、ジャーナリズムとしてやってはならない手法を使った文春に対する、私が行っている正義の戦いに対する反発でしょうか?逆恨みでしょうか?

 編集会議で「こんなものを記事にするのか?」と失笑を買ったのは事実でしょうか?〉



 疑惑そのものについてはなんの反論になっていないが、それにしても、「週刊文春」の加藤編集長が「とにかく和田を攻撃する記事を書け」と指示したとか、それってただの論点のスリ替え、というか陰謀論だろう。文春を読めば分かるが、記事は事実と取材に基づいたごく常識的なものである。「ジャーナリズムとしてやってはならない手法」も、いったい何の事だかチンプンカンプン。「私の正義の戦いに対する反発」なる主張(?)に関しては、もはや妄想としか言いようがないだろう。



 しかも、和田サンはTwitterでも〈Yahooニュースも安易に文春の記事のタイトルを変えて発信しないほうがよいのでは? 活動の妨害や名誉棄損にあたるものについては対抗措置を取ります〉(19日)などと恫喝。さらに、20日には〈私に対する週刊文春の記事 デジタルに公開された録音を確認しましたが、切り貼りされたものでした〉と、ネトウヨ気質丸出しの“切り貼り”反論をしていた。



 もっともこの“切り貼り”反論にたいして、「文春オンライン」が問題の発言のノーカット録音を公開(外部リンクhttps://bunshun.jp/articles/-/12459)。和田氏は逆に傷口を広げることになった。



●「文春オンライン」が公開したノーカット録音を聴いてみたら…



「文春オンライン」は、ノーカット論音公開に際して、和田議員にこんな文章を突きつけている。



〈和田氏の反論を受け、「週刊文春」編集部は、「文春オンライン」で、「埼玉合同安全衛生推進大会」での和田氏の選挙に関する発言の音声データのノーカット版を無料公開する。

 和田氏の発言が、公職選挙法の禁じる事前運動にあたる個人の名前を出しての投票依頼なのか、否か。

 和田氏は、公人中の公人である国会議員だけに、有権者にきちんとした説明が求められる。〉



 そして、ノーカット録音を聴くと、発言は文春が報じた記事通りで、意味を歪めるような切り貼りは一切なかった。



 いずれにしても、和田サンがこの積水ハウスらが主催した「埼玉合同安全衛生推進大会」で名前を出して投票をお願いしているのは明らかで、それを公選法違反の疑いとして報じるのはジャーナリズムとして当たり前の行為だ。



 しかも、和田議員の公職選挙法違反疑惑を報じたこの文春の記事は、特集でもなんでもなく、2分の1ページほどのワイド特集の1本。文春が本気で和田議員をツブシにかかるなら、もっと大々的にやるだろう。この程度で“編集長が和田を攻撃しろと指令を出した”とか、どこまで脳内を陰謀論と被害妄想に支配されているのか。しかも、明らかな事実なのに、国会議員が「名誉棄損にあたるものについては対抗措置を取ります」と訴訟をチラつかせて言論弾圧をはかるとは……。



●田崎史郎、坂上忍らにも訴訟をチラつかせて恫喝をかけていた和田政宗



 まったく呆れざるをえないが、和田議員といえば、以前も似たような反応を見せたことがある。



 それは、昨年3月の国会集中審議で、森友学園問題に関して「太田理財局長は民主党政権時代の野田総理の秘書官も務めておりまして、増税派だから、アベノミクスをつぶすために、安倍政権を貶めるために、意図的に変な答弁をしているんじゃないですか?」なるネトウヨ的妄想全開の恫喝を繰り出したときのこと。



 この陰謀論質問は世間から大ひんしゅくを買い、普段は安倍政権批判をしないマスコミまでもが、そのトンデモ質問を批判的に伝えた。和田サンは最終的に発言を撤回・謝罪したのだが、一方で、自分を批判したマスコミに対してはやはり名誉毀損訴訟をチラつかせて、恫喝したのだ。



 まず、『とくダネ!』(フジテレビ)で和田議員の政界での評判についてコメントした柿崎明二・共同通信社論説委員に〈レッテル張りと論評を超えて名誉を棄損〉〈「毀誉褒貶が激しい」「フェイクが多い」と根拠を示さず批判。論評の域を超えている〉と恫喝。



 また、『ひるおび!』(TBS)で、和田議員の党籍を勘違いしたうえ「質問があまりにひどい」「自己アピールしようという気持ちが」などとコメントした田崎史郎氏については、田崎氏が党籍の勘違いについて訂正したにもかかわらず、Twitterで〈「ひるおび」田崎史郎氏。昨日の放送で自民党所属なのに間違えて発言したことは訂正したが、誤った前提でした発言は訂正せず。誤った前提と組み合わされて発言したから事実に基づかない一体の発言となり名誉を毀損しているのだが訂正になってない〉などと、執拗に抗議し続けた。



 さらに、司会の坂上忍が「なんなの、こいつ」と切り捨てるなど、和田議員を批判した『バイキング』(フジテレビ)に対しては、こんな露骨な圧力ツイートを投稿した。



〈フジ「バイキング」の23日の予算委質疑をめぐる放送は、極端に一方的に私の人物性について勝手な批判を展開。取材は無いし私のコメントも一切取り上げず。国会議員という立場を持っても許容しがたい。BPO申し立て、法的手段を含め昨日から弁護士との協議に入った。なお他のワイドショーも順次対応する〉



 ようは、この人、自分が批判されると被害妄想全開に、訴訟をチラつかせて恫喝をかけるのだ。今回の文春報道に対するワケの分からないブログやTwitterの内容もそういう姿勢の延長線上ででてきたものなのだろう。



 自分が公職選挙法違反の可能性のある行動をしておきながら、それを棚に上げて、メディアを「偏向」「切り貼り」と攻撃する。そんな政治家の何を信じればいいのだろうか。


このニュースに関するつぶやき

  • 空手の手刀受けで攻撃を回避してるなぁw→ 動画;和田政宗先生への暴行事件。https://twitter.com/Juri_Tigers/status/1149672542308671488
    • イイネ!1
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  • ま〜たリテラがラリッテラ🤪「そんな政治家の何を信じればいいのだろうか。」だと〜?🤪決めるのはメディアじゃなく日本国民だわさ🤪
    • イイネ!54
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