京都各地で七夕まつり開催!夜間特別拝観も

5

2019年06月23日 10:02  オズモール

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

オズモール

写真
◆「京の七夕」を楽しもう!2019年8月1日(木)〜31日(土)に京都各地で開催

47都道府県では、まだ知らなかったローカルのいいものに出会えるイベントがたくさん。ここでは日本有数のお祭りから地元の人と触れ合える小さな催しものまで、次の旅のヒントにしたいイベントを編集部がご案内。今回は、旧暦の七夕にあたる2019年8月1日(木)から31日(土)まで、京都の5つのエリアで開催される現代版・七夕まつり「京の七夕」をご紹介します。京都各地の趣ある七夕まつりを訪れ、伝統と風情に触れる夏の旅を。


◆京都の空の下、短冊に願いをのせて星に祈る七夕の夜。寺院・神社の夜間特別拝観も!

二条城から堀川かがり火のみちへの散策に要する時間は2時間程度。七夕の夜を満喫できそう
堀川エリア
二条城では、特別名勝「二之丸庭園」がライトアップされたり、プロジェクションマッピングでまったくの別世界が映し出されたり、まるでタイムトリップしているような不思議な感覚を体験できる。また、「願いの広場」では、願いをしたためた「絵はがき短冊」(100円/各エリアで販売)を笹に飾ることができたり、京都にゆかりのある著名人たちのメッセージがあしらわれた大型の行灯がずらりと並んだりと、皆の願いに触れるひとときに。
日中とはまったく違う雰囲気を体感できるので、時間があるなら昼と夜、二度訪れてみるのもありかも。
8月1日(木)〜15日(木)/二条城
開催場所:二条城(京都府京都市中京区 堀川西入二条城町541番地)
開催日時:2019年8月1日(木)〜15日(木)、午後7時〜午後9時30分
入城料:大人600円/中高生350円/小学生200円
アクセス:電車/地下鉄東西線「二条城前駅」よりすぐ バス/市バス「二条城前」停留所よりすぐ
お問い合わせ:TEL 075-746-2673(二条城夏季ライトアップ事業委員会)



遊歩道にかがり火がたかれ、川の水面にゆらめく明かりが夜散歩へと誘ってくれる
「堀川かがり火のみち」は、地元の人たちよって開催される七夕イベント。こちらのエリアでは、屋台村に音楽ライブ、舞妓さんの踊りを鑑賞できる堀川七夕茶屋(有料)など、催しも盛りだくさん。西陣織会館では「京の七夕ゆかたショー」を開催。モデルとして参加者を募集中なので興味がある人はチェックしてみて。プロのモデルと同じ舞台に立てる貴重な機会に。
8月10日(土)〜12日(月・振休)/堀川かがり火のみち、8月3日(土)/京の七夕ゆかたショー
■堀川かがり火のみち
開催場所:堀川遊歩道(下立売通〜一条戻橋付近)周辺
開催日時:2019年8月10日(土)〜12日(月・振休)、午後6時〜午後9時
アクセス:市バス「堀川下立売」停留所よりすぐ
お問い合わせ:TEL 075-222-0389(京の七夕実行委員会事務局)
■京の七夕ゆかたショー
開催場所:西陣織会館(3階)
開催日時:8月3日(土)11:30・14:00・15:00(各5名)
参加費:ゆかた持ち込み2000円、ゆかたレンタル3000円(ともにヘアアレンジ付き)
アクセス:市バス「堀川今出川」停留所より徒歩2分
お問い合わせ:TEL 075-451-9231(西陣織会館/10:00?18:00)



竹かごの中に入れた風鈴に明かりが灯された風鈴灯からは、やさしい光とともに涼やかな音色が
鴨川エリア
カップルで訪れるなら、鴨川の河川敷をぶらりと歩くのもおすすめ。竹かごの中に京都の伝統技術で作られた風鈴に明かりを灯した風鈴灯があたりに点在し、七夕の夜をロマンティックに彩る。夜風に揺れる笹飾りを眺めながら夜散歩すれば、なんとも風流。願いを込めた絵はがき短冊を笹に飾りつけて、旅の思い出に。鴨川納涼では、特設ステージでのイベントや全国物産即売コーナーなどさまざまなブースが設置されるので、お楽しみに。さらに、先斗町歌舞練場ではドリンク片手に舞妓さんの踊りを鑑賞(有料)できたり、八坂神社で七夕の由来などの講演や夕涼みコンサートなどを体験できる。
8月3日(土)・4日(日)/鴨川河川敷、鴨川納涼
開催場所:鴨川河川敷(仏光寺通?御池通)周辺 ※鴨川納涼は三条大橋?四条大橋間で特設ステージ及びブースあり
開催日時: 2019年8月3日(土)・4日(日)、鴨川河川敷=19:00〜21:30、鴨川納涼=17:00?22:00 ※いずれも8月4日(日)は21:00まで。
アクセス:電車/京阪電車「三条駅」または「?園四条駅」、阪急電鉄京都線「河原町駅」、地下鉄東西線「三条京阪駅」よりすぐ バス/市バス「三条京阪前」または「四条河原町」下車すぐ
お問い合わせ:TEL 075-414-4837(京都府観光事業推進課)



2018年の「鴨川納涼」より
四条大橋からほど近い八坂神社では、800年にわたり和歌の伝統を守り今に受け継ぐ冷泉家の冷泉貴実子氏による講演「七夕のおはなし」が実施される。七夕の由来やその行事に込められた思いなど、あらためて七夕の伝統を学ぶことができるので、ぜひ足を運んで。また、夕暮れ時には八坂神社境内の舞殿で「夕涼みコンサート」も開催される。神聖な境内で、風を感じながら音楽を楽しめば心穏やかな時間が過ごせそう。
8月6日(火)/七夕のおはなし、七夕涼みコンサートin八坂神社
■七夕のおはなし
開催場所:八坂神社境内「常磐新殿」
開催日時:8月6日(火)16:00?17:30 ※30分前から受付
講演:冷泉貴実子氏((公財)冷泉家時雨亭文庫・常務理事)
参加費:無料(事前申し込み不要)
■夕涼みコンサートin八坂神社
開催場所:八坂神社境内(舞殿)
開催日時:8月6日(火)18:30?19:30
出演者:SANISAI(サニサイ)
参加費:無料(事前申し込み不要)
アクセス:電車/京阪電車「?園四条駅」より徒歩10分、阪急電車「河原町駅」より徒歩15分
お問い合わせ:TEL075-414-4837(京都府観光事業推進課)



広い園内は花と緑が豊かな憩いの場。水族館や鉄道博物館などのみどころもあるので、少し早めに足を運んで
梅小路エリア
京都駅から西へ徒歩約15分、二条城から南に位置する梅小路公園。こちらでは、「京都・梅小路七夕あそび2019 〜夜の公園で憩う〜」と題し、イルミネーションや行灯のやわらかな光が夜の公園を美しく照らしてくれる。広い会期中の土・日曜と12日(月・振休)には、キッチンカーによるグルメエリアが登場したり、ミニ縁日が行われたり、短冊に願い事を書く七夕飾りが設置されたり、その名の通り、ワクワクするような“七夕あそび”の予感!
8月2日(金)〜12日(月・振休)/梅小路公園
開催場所:梅小路公園(京都市下京区観喜寺町56-3)
開催日時:2019年8月2日(金)〜12日(月・振休)、点灯時間19:00〜22:00
料金:無料
アクセス:電車/JR嵯峨野線「梅小路京都西駅」よりすぐ ほか バス/市バス「梅小路公園・JR梅小路京都西駅前」または「七条大宮・京都水族館」停留所よりすぐ
お問い合わせ:TEL 075-280-8803(京都・梅小路みんながつながるプロジェクト事務局)



土地に伝わる大切な行事に参加して観光とはひと味違う京都を体験
北野紙屋川エリア
こちらのエリアでは、北野天満宮を中心に周辺地域でさまざまな催しが実施される。北野天満宮では、御手洗川に素足で入ってろうそくを献灯する「足つけ燈明神事」が体験できる。境内を流れ清められた水で、邪気をはらって心を清めるのだそう。北野天満宮の東、京の花街として名高い上七軒(かみしちけん)では、上七軒盆踊りが行われる。住民などが参加して行われる毎年8月の恒例イベントだというから、地元の人たちの日常に息づく伝統に触れる貴重な機会といえそう。舞妓さんや芸妓さんが行き交う、歴史ある町の風情を感じて。その土地ならではの行事に参加すれば、心に残る旅になること間違いなし。
8月10日(土)〜12日(月・振休)・8月16日(金)〜18日(日)/北野天満宮、上七軒界隈など
開催場所:北野天満宮、上七軒界隈、今出川通北野門前界隈、北野商店街界隈、大将軍商店街界隈
開催日時:2019年8月10日(土)〜12日(月・振休)、8月16日(金)〜18日(日)
アクセス:電車/嵐電北野線「北野白梅町駅」より徒歩5分 バス/京都駅より市バス50・205「北野天満宮前」下車すぐ
お問い合わせ:TEL 075-461-0005 北野紙屋川七夕祭実行委員会(北野天満宮)




天橋立といえば“股のぞき”。日中は、文珠山の山頂にある展望所(有料)からの景色も満喫するのもよし
宮津市エリア
日本三景のひとつとして有名な天橋立では、砂浜がライトアップされ、時とともに色彩が変化する神秘的な光の空間が現れる。また、天橋立の南にあたる市街地・文珠エリアでもライトアップイベントが行われる。京都の北に位置する天橋立は、京都駅から特急で約2時間、日本海の宮津湾にある。海にかかる橋のように見える約3.6kmの細長い砂浜は、まさに自然がつくり出した造形美。そんなどこか神秘をまとう浜辺を歩きながら、星に願いを込める夜も素敵。
8月1日(木)〜31日(土)/天橋立周辺市街地
開催場所:天橋立の南、文珠エリア
開催日時:2019年8月1日(木)〜31日(土)、点灯時間19:00〜22:30
アクセス:京都丹後鉄道宮福線「天橋立駅」より徒歩5分
お問い合わせ:TEL 0772-22-8030(天橋立駅観光案内所)



そのほか寺院・神社の夜間特別拝観なども!
ほかに、各所で寺院や神社の夜間特別拝観があったり、和装・ゆかたの貸出・着付けサービスやプラン、特典なども実施される予定。遊歩道や庭園、観光名所などがライトアップされた夜道を散策したり、願いを込めた短冊を飾りつけたり。古来の伝統と風情を存分に味わうことができる七夕の夜は、京都ならでは。この時季、京都旅を計画してみては。またひとつ、新たな魅力に出会えるかも。


このニュースに関するつぶやき

ニュース設定