コシノジュンコが総合プロデュース、伝統文化の祭典「浜離宮大江戸文化芸術祭」が8月に初開催

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2019年06月24日 16:22  Fashionsnap.com

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(左から)ジュンココシノ株式会社 鈴木順之代表取締役常務、コシノジュンコ、宮田亮平文化庁長官、公益財団法人東京都公園協会 佐野克彦理事長 Image by: FASHIONSNAP.COM
浜離宮恩賜庭園で8月23日から25日までの3日間、日本の伝統文化の祭典「浜離宮大江戸文化芸術祭 2019」が初開催される。6月24日の今日、総合プロデューサーを務めるデザイナーのコシノジュンコや宮田亮平文化庁長官らによる記者会見が都内で行われた。

 同イベントは公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京および文化庁による助成事業で、コシノジュンコの総合プロデュースのもと浴衣をキーコンテンツに日本の総合的な文化芸術を発信。インバウンド旅行者を含め国内外問わず幅広い層に日本文化の魅力を紹介することで、1年後に開催を控える東京オリンピックの気運を高めるという。
 期間中、会場内に櫓を立て、和太鼓やDJなどの現代音楽を融合した演奏を披露する「ゆかた祭り」をはじめ、剣道や弓道、薙刀といった武道パフォーマンス、ゆかたの着付け体験、江戸時代の伝統的な遊び体験、いけばなインターナショナルとコシノがコラボレーションした華道作品の展示、水上バス内での落語パフォーマンスなど様々なコンテンツを展開。夜にはプロジェクションマッピングや庭園ライティングで会場内が彩られる。このほか、施設内の「中島の御茶屋」ではイベント限定メニューとして、伊藤園とコシノがコラボしたお茶菓子や抹茶などを販売。浴衣を着て来場者した場合、入園料は無料になる予定だという。
 今回のイベントの開催に際し、コシノは「浜離宮恩賜庭園は歴史的にも素晴らしい場所だが日本人は知っていても中々足が向かないので、楽しんでもらえるチャンスを作ろうと思った。浴衣を着ることで心身共に日本の文化を味わってもらえたら」と話し、来場を呼びかけた。
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■浜離宮大江戸文化芸術祭 2019会期:2019年8月23日(金)〜8月25日(日)会場:浜離宮恩賜庭園
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