『ハワーズ・エンド』4Kデジタルリマスター版で9月に公開 ポスター&予告編も

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2019年06月26日 12:51  リアルサウンド

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『ハワーズ・エンド 4Kデジタル・リマスター版』(c)1991 MERCHANT IVORY PRODUCTIONS All Rights Reserved

 ジェームズ・アイヴォリー監督作『ハワーズ・エンド』の4Kデジタルリマスター版が9月13日に公開されることが決定し、ポスタービジュアルと予告編が公開された。


参考:場面写真ほか多数


 本作は、知的で情緒豊かな中産階級のシュレーゲル家と現実的な資産家の家庭ウィルコックス家の両家が、別荘“ハワーズ・エンド”をめぐって繰り広げる運命的な人間模様を描くドラマ。今回、4Kデジタルリマスター版として上映される。ヒロインであるシュレーゲル姉妹を本作でアカデミー賞主演女優賞を受賞したエマ・トンプソンと、ヘレナ・ボナム=カーターが演じ、ウィルコックスを『羊たちの沈黙』でアカデミー賞主演男優賞に輝いたアンソニー・ホプキンス、その妻ルースを『ジュリア』のヴァネッサ・レッドグレイヴが演じた。


 『眺めのいい部屋』『モーリス』など20世紀初頭の優雅なイギリスの上流社会を舞台に、時代や社会の束縛から逃れ、自分に素直に生きていこうとする若き主人公の姿を描き続けてきたアイヴォリー監督は、『君の名前で僕を呼んで』の脚色で第90回アカデミー賞脚色賞を受賞し、89歳最高齢でのオスカー受賞で話題となった。


 公開された予告編では、1900年代初頭のイギリスを舞台にヘレンが恋に落ちていく様子や、マーガレットがヘレンを抱きしめるシーンが描かれている。 (文=リアルサウンド編集部)


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