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「つーさん」ふたたび! 第1弾を超える笑いと感動のネコ漫画

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2019年06月27日 12:12  BOOK STAND

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写真『俺、つしま 2』おぷうの きょうだい 小学館
『俺、つしま 2』おぷうの きょうだい 小学館
 抜群の描写力で15万部を超えるベストセラーとなった『俺、つしま』。その第2弾となる『俺、つしま 2』が出版されました。ニヤリとさせられる猫との日常や、「あるある」とうなずかされる作風はより一層パワーアップしており、読者の期待を裏切らない猫愛あふれる一冊になっています。

 主人公の「つしま(つーさん)」は、外でゴミをあさっていたところを「おじいちゃん(実は女性だが、つしまにはおじいさんに見える)」に保護されたキジトラ。つしまを中心に、「チャー」や「オサム」「ツキノワ」といった仲間たちが随所に登場し、日々の物語を紡いでいく......のは前巻と変わらず。ですが、本作ではあらたにつしまの外猫時代を描いたテルオ編が描かれているのが大きなポイントとなっています。

 ある日、「しず子(現在はクラウディア)」という名前の猫と偶然再会したつしま。ここから、まだおじいさんに飼われる前、流れ者(流れ猫?)だったころの話が思い出されます。ふとしたきっかけで、しず子、そしてテルオという2匹と友達になったつしまは、一緒に魚屋で盗みを働くなどして暮らしていましたが、あるとき妊娠したしず子が去っていき、テルオも人間に捕まり離れ離れになってしまいます。ほどなくしてつしまは心優しい「おじいさん」と出会うわけですが、ではテルオはどうなってしまったのでしょうか。

 本書のもう一つのポイントとなるのが、ツイッターを見ていた編集者が本を出版したいとのことで自宅にやってくるというパート。書籍化されるまでが紹介されますが、実はこれがラストにつながる重要な伏線となっています。本を買ったある男の子のおうちで、母親が「おもしろかった? 『俺、つしま』」と尋ねます。「うん、でもまだ最初のほうしか読んでない」と答える男の子。理由は「ボビーにとられちゃった」からだそう。ボビーというのはこの家の飼い猫のようですが、『俺、つしま』を抱きしめるほど気に入った様子。このボビーが誰なのか、なぜこの本を大事に抱えているのか......きっと最後に大きな感動が皆さんを待っていることでしょう。

 ニヤリと笑って、爆笑して、ホロリと泣いて。心がじんわりあたたかくなる『俺、つしま 2』は前作同様、何度も読み返したくなる名作といってよいかもしれません。特典として巻末についてくる2種類のポストカードも可愛くて、ツイッターで作品を目にしたことのあるファンにとっても買う価値アリな一冊になっているかと思いますよ!


『俺、つしま 2』
著者:おぷうの きょうだい
出版社:小学館
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