6月28日公開の映画『COLD WAR あの歌、2つの心』より、メイキング映像が公開された。
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『イーダ』で第87回アカデミー賞外国語映画賞を受賞したパヴェウ・パヴリコフスキ監督最新作となる本作は、冷戦下、時代に翻弄される恋人たちの姿をモノクロ映像と名歌で描き出したラブストーリー。第71回カンヌ国際映画祭で監督賞を受賞し、第91回アカデミー賞では、監督賞、撮影賞、外国語映画賞の3部門にノミネートされた。
ピアニストのヴィクトル(トマシュ・コット)と歌手志望のズーラ(ヨアンナ・クーリク)はポーランドの音楽舞踏学校で出会い、愛し合うようになる。冷戦中、ヴィクトルは政府に監視されるようになり、ベルリンでの公演時、パリに亡命。歌手になったズーラは公演活動で訪れたパリやユーゴスラビアでヴィクトルと再会する。ズーラは彼とパリに住み始めるが、やがてポーランドに戻ってしまい、ヴィクトルも後を追う。二人の愛は結ばれるのか果たして……。
公開されたメイキング映像では、水中で浮かびながらアカペラで歌うズーラの激しい気性を表すシーンの撮影の模様が捉えられている。ズーラ役のクーリクがスタントマンのお手本を見つめて、「首をあげていられるかしら?」 と不安そうにカメラマンに尋ねながら、ウエットスーツを着用し、水の冷たさに悲鳴をあげる様子や、カメラが回り歌い出す場面が映し出されている。(文=リアルサウンド編集部)
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