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小笠原近海の「海徳海山」に巨大カルデラと火口発見!海底噴火の痕跡か?海保

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2019年06月30日 06:11  ハザードラボ

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ハザードラボ

写真東西の隆起した地形を立体的にあらわした図(海上保安庁)
東西の隆起した地形を立体的にあらわした図(海上保安庁)

 海上保安庁は28日、東京から南へ約1000キロ離れた小笠原諸島近海の海底で、巨大なカルデラや火口丘を発見したと明らかにした。火口丘には流れ出た溶岩流も残っており、過去に大きな火山活動があったことを示している。
 火山活動の痕跡が見つかったのは、北硫黄島から北北西80キロの海底にある「海徳(かいとく)海山」。

1984年に海底噴火の記録  歴史をひもとくと、1543(天文12)年に、この海域で海底噴火があった史料があるが、定かではない。観測開始以来、唯一とらえられたのは、1984年3月に海の色が変わり、高さ160メートルの海底噴火が起こった記録だ。  以来、海保は定期的な観測を続けており、2001年にも海底から湧き出る気泡が確認されているが、最近では大きな動きはないという。

直径3キロのカルデラ 海保は2016年5月、音波を使って海底の地形を測量する調査を実施。その結果、海徳海山を構成する隆起した4つの地形のうち、東側に位置する「東海徳場」では、幾重ものカルデラが重なって、直径約3キロの凹んだ地形を取り囲んでいることを発見した。  さらにカルデラの西側には、直径約1キロ、高さ200メートルほどの火口丘があって、カルデラを埋めていることも確認。火口丘のすそ野には流れ出た溶岩流も確認。

 また西側に隆起する西海徳場は、最上部が直径約3キロのテーブル状の平坦な地形をしており、その中央部には高さ50メートルほどの突起があることもわかった。  直径3キロもの巨大なカルデラは、過去に大きな火山活動があった可能性を示しているとして、来月2日に開かれる気象庁の火山噴火予知連絡会でくわしく報告するとしている。

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