『テラスハウス』第7話につながる未公開映像ーー翔平の仕事観に事務所代表が切り込む

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2019年06月30日 07:31  リアルサウンド

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動画サムネイルより

 Netflixで配信されているリアリティーショー『TERRACE HOUSE TOKYO 2019-2020』。6月25日にYouTubeにアップされた未公開映像は、翔平が事務所の社長とマネージャーと今後について話し合う姿が映された。


 次ページより、今回の見どころをレポートする。本編のネタバレもあるため、ご注意いただきたい。


(参考:『テラスハウス』山里亮太、蒼井優との結婚は“テラハ婚”であると告白 「番組のゴシップをネタに誘ってしまいました!」


 テラスハウスに入居して3週間。翔平は事務所の代表である森岡龍氏から「慣れた?」とと尋ねられ「慣れました、楽しいですよ」と回答する。そこへ森岡は「可愛い子多い?」とさらに突っ込むと、「素敵な子が男も女も多いですよ」と答えた翔平。最近は共同生活にも慣れてきて、帰り道はスキップをしているそうだ。


 そんな浮かれ気味の翔平に、森岡は「何て名乗ってるの? 俳優志望?」と、夢を追う様々な分野のメンバーが集まるテラスハウスの中で、何という肩書きで参加しているのかを尋ねる。これに翔平は「いやいや、俳優は”やってます”って言ってます」と答えた。


 先日、仕事観について「ひとつに絞りたくない」と語り、春香と意見の食い違いで対立した翔平。森岡も翔平の仕事に対するスタンスが気になるようで「役者に対する思いは最近どう考えているの?」と問い詰められる。


 この質問に翔平は「やっぱり現場が好きなので現場に行きたいです」と返答すると、森岡は「デザインやったり、映像やったり、本書いたり色々やっているけど、その中で芝居を一番メインでやりたい気持ちは変わってない?」と、どの活動に一番重きを置いているのかを改めて尋ねる。すると翔平は「全部同じくらいの力を込めてやっています。それぞれ関係なくないし、俳優のことばかり考えている俳優って面白くないなって思うんです」と持論を語るが、森岡は「その分芝居はバチバチできていた方がいいと思う」とキッパリ答えた。


 議論はまだまだ続き、森岡はうなぎ職人の例を挙げ「うなぎの職人なのに養殖ばっかりやって、捌けないのはかっこ悪いし、看板を掲げているならちゃんと捌けて、焼けて、まかないでたまに作るオムライスが美味しい! みたいなことならいいと思う」と語り、「(翔平の)言ってることもわかるけど、今まである道だから応援し辛い。みんなからも応援してもらえるような理屈が1つあるといいと思う」とアドバイスした。


 だが、翔平は納得いかないらしく「みんな目標とか夢があると今が準備期間だったり、下積みみたいになるのが僕はあんまり好きじゃないんです」と語る。どんな時でも「本番中」だと思って活動したいそうで「『あの人って昔下積みがあった』と言われてる人も、下積みっていう意識じゃなくて本気でやってたと思うんです」と自分の活動はどれも本気だという思いを語り終えたのち、自信がなさげに笑ってみせた。


 すると、森岡は「もう一度うなぎの話に戻るけど……」と下積みがあり、そこに本気で取り組むからこそ、美味しいうな重が作れるようになると、またしてもうなぎ職人に例えて返し、どうにか真剣に俳優表に取り組んでもらえるように諭し続けるも、「今もう焼いてる気分」と返答した翔平に「焼かせないよ! ダメだよそんなの、うなぎ無駄になっちゃうよ」とツッコミを入れ、マネージャーの中村勇哉も「書類通れば2件オーディションあるから、そこに向かっても頑張って欲しいし、ひとつひとつちゃんとこなして欲しい」と切実な思いを伝えた。


 2人の説得虚しく、自身の仕事観をブラさない翔平の頑固な一面を見ることができた今回の未公開映像。テラスハウスでの生活を経て、彼の仕事観に変化は起こるのか、といった点も、今回の東京編における見所のひとつになるだろう。


(平岩知花)


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