資生堂初のサブスクサービス、IoTスキンケア「オプチューン」を本格展開

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2019年07月01日 17:22  Fashionsnap.com

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オプチューン Image by: FASHIONSNAP.COM
資生堂は7月1日の今日、IoT技術を活用したスキンケアサービスブランド「オプチューン(Optune)」の本格展開を開始した。同社初となるサブスクリプションサービスとして月額税別1万円で展開。申し込みはブランドサイト内の専用ページで受け付けている。
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 オプチューンはマシンとアプリを使用してスキンケアのパーソナライゼーションを実現するブランドとして、2017年11月に発表。2018年3月にベータ版を先行発売して以来、本格展開に向けて改良を進めてきた。
 本格展開では、スマートフォンにダウンロードした専用アプリで、温湿度データをはじめとする環境データや肌測定データ、睡眠データに基づき体内リズムの乱れなどを独自のアルゴリズムで分析。8万通りの抽出パターンから種類や量を決定し、その時々に合わせたスキンケアを専用のIoTマシンから提供する。マシンにセットされたスキンケアの残量は自動で管理され、残量が少なくなると無くなる前に自動で配送される。メインターゲットには30代〜40代女性。女性たちが仕事や子育て、趣味など忙しくも充実した日々を過ごすことができるよう、スキンケアを選ぶ手間や実店舗を訪れ購入する手間などを省いたという。
 記者発表会に登壇した資生堂ジャパンの杉山繁和代表取締役社長は「洗顔後のスキンケアはオプチューンがあれば完結する。オプチューンで未来のスキンケア体験を感じてもらえたら」とコメント。今後スキンケアだけでなく、ファンデーションなど展開商品を拡充するほか、マシンのファームウェアをリモートでアップデートしていくなど継続的に進化するブランドを目指すという。本格展開に伴い、同社はオプチューンを体験できるポップアップストア「Hello, Optune World!」を表参道のSIDEに出店する。期間は7月2日から15日まで。
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■オプチューン:公式サイト
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