『テラスハウス』東京編・第7話ーーケニーを巡る三角関係がさらに加速、そして新たな三角関係も!?

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2019年07月02日 09:11  リアルサウンド

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『TERRACE HOUSE TOKYO 2019-2020』第7話(c)フジテレビ/イースト・エンタテインメント

 Netflixで配信中のリアリティーショー『テラスハウス』。新シリーズとなる『TERRACE HOUSE TOKYO 2019-2020』の第7話が、本日7月2日に配信された。


 以下、今回の見どころをレポートする。細かなネタバレもあるため、ご注意いただきたい。


(参考:『テラスハウス』第7話につながる未公開映像ーー翔平の仕事観に事務所代表が切り込む


 前回は翔平と春花がゴルフの打ちっ放しへ。以前、仕事のことで衝突した二人だが、そこで和解。そして流佳と春花はデートで車を見に行った。しかしその後の女子トークで発覚するが、春花の気になっている人は流佳ではなかった。なんとケニーだという。一方、莉咲子も一番男性として意識しているのは、ケニーだと告白。女子メンバーの中で好きな人が被り、気まずい空気が流れる。


 屋上では春花、莉咲子、ケニーが残った。春花は寝ると言って席を外してしまうが、莉咲子とケニーは引き続き話を続ける。話題は春花のことへ。ケニーは春花が何を考えているかわからないという。莉咲子は「考えていることはあるっぽいよ」と、春花なりに気になっている人がいることをやんわりと伝えた。そして、自分と春花は似ているという旨をケニーに話し、春花と出かけた時の印象を聞く。するとケニーは、初めて一緒にライブに行った時は、春花は自分の意見を持っているからぶつかるなと思っていたが、一緒に住む中で、いいところを見つけ、フィーリングの合わなさは解消されたと明かした。


 別の日、リビングにいる、莉咲子、春花、ケニー、香織。春花とケニーがライブの約束をした後、莉咲子はケニーにランチの約束についての話題をふる。香織は板挟みだ。ケニーと莉咲子が話していると、離席する春花。すると莉咲子は、香織に「気にくわないと感じることはある?」と質問する。香織は「いっぱいあるよ」と即答し、「ムカとかはしない。むしろもっと仲良くしたい。莉咲子は結構“遠い”から」と続けた。莉咲子が“遠い”理由についても、起きてる時間帯や男子と過ごしていることが多いからと説明する香織。莉咲子ともっと話したいし、寂しいと感じていると打ち明けるも、「寝る」と言ってすぐに部屋に戻ってしまった。そして部屋からは春花と香織が盛り上がる声が。莉咲子が「すごい盛り上がってるね」と呟くと、ケニーは「これ(女子部屋でのトーク)に莉咲子がいないから、遠くなっていくんじゃない」と、香織が「莉咲子が遠い」と言った原因を推測する。莉咲子は「女だから女とずっといるって訳ではない」と自身の価値観を口にした。


 翔平が帰宅すると、ダイニングにいた香織が一人迎える。最近、春花と莉咲子の板挟みにあっていて辛いと翔平に吐露した香織。二人につまらないと思われて、離れていってもらうことを望んでいるため、相談を聞くだけにして、あえて具体的な回答は避けていることを告白した。自分では春花のことも莉咲子のことも、ましてやケニーのこともどうすることもできないと本音を漏らす。そんな香織の対応を翔平は「ベストでしょ」と賞賛しながら、悩みを受け止めた。


 翌朝、ケニーとデートのためにいつもより可愛らしい洋服を身にまとう莉咲子。コーヒー屋さんに出かけ、莉咲子は欲しがっていたコーヒーメーカーのセットを母の日のプレゼントとして選んだ。その後二人はランチに行き、そこで莉咲子が「豆とか買っておけばよかった」とコーヒー豆を買わなかったことを後悔。するとケニーは「買っておいた」とこっそり購入していたことを明かし、「プレゼントする」と伝えた。莉咲子は思わぬサプライズに「感動!」とはしゃぎながら喜んだ。そしてケニーが、莉咲子のいつもと違う服装について尋ねると、莉咲子は練習がある日はジャージだけど、私服はこんな感じだと説明し、「(私服で過ごしていると)練習の時間を割いて、その人といるんだって気分になる。今日はケニーさんの日、みたいな」と笑った。「めっちゃ素敵」と服装を褒めつつ、「その方が嬉しいな」と莉咲子の気持ちを喜ぶケニー。


 春花が帰ってくると、香織がダイニングで、莉咲子にケニーとのデートの感想を聞いていた。莉咲子は「気も使えて、知らない間にお会計してくれていたりして。流佳と遊びに行っても、自分が女であることを忘れる。けどケニーさんは女の子扱いしてくれる。女の子になった気分だった」と女性として扱われて嬉しかった気持ちを語る。すると、「でもさ、32歳がハタチの子に払わせなくない?」と少し意地悪な発言をする春花。香織は「いつのまにか払ってるっていうのがいいんじゃない?」とフォローを入れ、仕事のために部屋へと戻った。


 しばらくすると、莉咲子と春花のいるダイニングに、かなりお酒を飲んだ様子のケニーが帰宅。莉咲子は席に着いたケニーに「今日ありがとう!」とご飯代を払ってくれたお礼をする。ケニーが「じゃあ次」とまたデートに行こうと促すと、「お礼させて」と乗り気の莉咲子。そんな中、春花が「明日早いんでしょ?」と仕事の心配をすると、ケニーは移動の時間で寝ると答えた。莉咲子が席を外したときに、春花がデートのことを聞くと、「いつもの莉咲子と違って、女って感じだった」と嬉しそうに答えるケニー。春花が「ドキドキした?」と聞くと「ドキドキしたかな」と頷いた。そこに莉咲子がもどってきて、ケニーとデートの思い出話をするなど、いい雰囲気に。再び春香がケニーに「寝なくて平気なの?」と尋ねると、ケニーは「眠い。だめだ、酔っちゃったね。明日のライブやる気ないもん」と口にする。すかさず香織が「夜でしょ? 大丈夫、抜けてるよ」と優しくフォローするも、春花は何か言いたそうな顔をして黙っていた。


 このギスギスした展開に盛り上がるスタジオメンバー。春花の不快そうな表情に対して、わざとなのか、自然になのかの議論が行われた。トリンドル玲奈は自然なものなのではと推測し、馬場園梓(アジアン)は春花からまだ余裕を感じるとコメント。YOUは、春花が意地悪な発言をするのは、好きな人がかぶっているからだと指摘し、可愛いものだと意見した。そんな中、春花の本性があらわになっていく様子を喜ぶ山里亮太。


 東京、白金。春花と香織はランチに出かける。そこで、ケニーを諦めようとしていることを打ち明ける春花。その理由として、ケニーが酔っていた日に、「明日のライブやる気ないもん」と言ったことをあげた。香織はお酒を飲んでいたから、本心ではないと思うとやんわりフォローを入れる。しかし春香は、熱い意見で食い下がる。そして莉咲子とケニーのデートが上手くいっていたのも、諦めようと思ったきっかけの一つだと打ち明けた。春花は、自分とは割り勘だったケニーが、莉咲子には食事をご馳走したことを気にしていて、嫉妬してしまったと告白。香織は「だって(莉咲子は)21だよ?」と気にすることないという旨を伝える。また春花が、スッキリしたいから、次のデートでケニーに、仕事を面倒だと言った件について突っ込んでもいいかなと相談すると、香織は「言い方に工夫しなよ」と、春香のはっきりとした性格に釘をさしながらアドバイスを送った。一通り話した後、春花は「相談とかない?」と香織を気遣う。香織は強いて言えば、莉咲子と春花がどう歩み寄るか気にかけていると、一言だけ告げるも、すぐに話題を春花とケニーのデートへとを変えるのであった。


 春花はケニーとライブデートに行く。ライブには春花の友人の他に、『TERRACE HOUSE ALOHA STATE』メンバーの鮎澤悠介(イーデン・カイ)も出演していた。春花とケニーは鮎澤に挨拶をして、ライブ会場を後にする。沖縄料理屋に行くと、お酒を飲みながらケニーは「いつも飲んでるなって感じ?」と、春花の表情を見ながら尋ねた。それを機に春花は「この間はやばいなと思った。注意したかったの。覚えてないかもしれないけど、明日のライブめんどくさいなって言ってた」と自身が不満に思っていたことをぶちまける。ケニーが「最悪だね」と自身の行いを反省しつつも、「でも心の声なんだな」と呟くと、春花は「心の声なの?」と聞き返した。「正直に言うと、今のバンドに満足していない」と音楽に対する悩みを吐露するケニー。自分の技量や音楽性の悩みなど、色々あった上での発言だったと伝えた。それを聞いた春花は、同じような悩みがあると共感する。女優の仕事と重ねながら、自身の考えを伝え、ケニーに寄り添った。


 だが春花は、愚痴は身内にも言いたくなかったと後悔するケニーに、畳み掛けるように「ついでに、莉咲子ちゃんとめっちゃいちゃついてた」と指摘。「マジで?」と驚いた様子を見せるケニーに、春花が「どう思ってるの?」と突っ込むと、ケニーは「好きだよ」と即答した。「女性として?」と掘り下げる春香に、「女性としても。魅力的だと思うよ」と素直にコメントするケニー。春花は悲しそうな顔をした後、また仕事の話に戻し、この日は、ケニーが食事をご馳走してデートは幕を閉じた。


 その日の夜、北海道で家族旅行をしていた流佳が帰ってくる。みんなにお土産を配ったあと、翔平と屋上に行き、旅行中に色々考えたので話を聞いて欲しいと、流佳は翔平をご飯に誘った。翔平は流佳の話にすごく興味があるようで、内容をとても気にしている様子。流佳も「翔平に話したい」と、あくまで翔平に伝えたいことを強調する。


 春花とケニーの話題で盛り上がるスタジオ。YOUは一貫して、春花は素直でかわいらしい態度だと主張する。トリンドルが、ケニーはどちらを選ぶのかと気にかけると、徳井義実(チュートリアル)は男性目線で、春花には弱みを見せたからこそ距離が縮まったのではと予想した。


 翔平をご飯に連れ出した流佳は、香織をどう思っているのかと質問する。翔平は「前よりも一緒にいて楽しい。でもそれが急に確変するのかはわからない」と正直な気持ちを語った。


 そこでシーンはテラスハウスのダイニングへと移る。次の日、翔平とデートだと言う香織は、翔平が仕事に対して、サークルの延長のような状態になっているのが気になると明かした。何度も聞くのは悪いかもしれないと前置きしつつ、仕事の考え方について問題があると指摘。「翔平には嫌われたくない……」と弱気な姿を見せる香織に、ケニーが「(翔平に言っても)大丈夫だよ」「それで嫌う人ではないよ、翔平は」と背中を押すと、香織は翔平に本音を話す決意を固めた。「いい日になるといいね」と香織に微笑みかけた莉咲子は、珍しく香織と一緒に部屋に戻っていく。去り際に莉咲子はケニーに声をかけ、運転の練習をしたいと伝える。するとケニーは「いい景色を見に行こう」と提案し、海に行く約束を交わすのだった。


 そしてシーンは翔平と流佳のご飯へと戻る。流佳は「莉咲子とも春花さんともデートをしたけど、付き合おうって気持ちにはならなかった。でも、香織さんは二人とは別なんです。仕事とかもリスペクトしていて、こういう人の人生を見てみたいなって考えちゃって」と思わぬ胸の内を暴露。それに対して翔平が「それって家族になりたいって感じあるよね」と相槌を打つと、流佳は「わかんない。でもそういう気持ちが強い。そう思った時に、翔平さんが頭をよぎったんですよ」と、今日呼び出した理由を述べる。翔平は「気にしなくて大丈夫よ」と流佳の気持ちを尊重すると、香織とデートに行った方がいいと勧めた。恋は思わぬ方向に進む。


 前回、流佳から急に方向転換した春花と莉咲子であったが、流佳もまた突如香織に舵を切った。それぞれ、恋愛としては違ったということだろうか。一方、二人から好かれているケニーがどちらを選ぶのかも注目だ。今のところは莉咲子が優勢と思われるが、この後の春花の出方が気になるところである。


(Nana Numoto)


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