井端氏、巨人・菅野を絶賛「価値ある完封」

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2019年07月02日 21:30  ベースボールキング

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完封で8勝目を挙げ、ナインとタッチを交わす巨人・菅野(中央)=東京ドーム(C)Kyodo News
○ 巨人 6 − 0 中日 ●
<12回戦・東京ドーム>

 巨人のエース・菅野智之が、今季初の完封で8勝目を挙げた。

 前回登板の6月23日のソフトバンク戦では、1回0/3を投げて4失点で降板と悔しいマウンドとなった菅野。この日は、立ち上がりからテンポの良い投球でスコアボードに0を並べていく。打線も序盤から大量援護した。

 8回まで中日打線を無失点に抑えた菅野は、9回もマウンドにあがる。先頭の3番・大島洋平を145キロのストレートで三邪飛に仕留めると、続くビシエドを148キロのストレートでショートゴロ。高橋周平に内野安打で出塁を許したが、最後は、堂上直倫を148キロのストレートで右飛に打ち取った。

 2日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター 巨人−中日戦』で解説を務めた井端弘和氏は「9回でも十分高めのストレートで抑えることができましたし、今までだったら最後の当たり(ライトフライ)もスタンドインという可能性もあるようなところに投げたと思うんですけど、それでもフェンス手前で失速させるだけのストレートになってきた。本当に楽しみ」と振り返った。

 さらに井端氏は「今日はストライクからボールになる球を打たせるというよりかは、力でねじ伏せにいったという投球だった。価値ある完封だったと思います。特に4番のビシエド選手を9回、初球のまっすぐを1、2、3できている中、詰まらせたというのは価値がある」と絶賛した。

(ニッポン放送ショウアップナイター)

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