高杉真宙、23歳の誕生日を『サイン』共演者がサプライズお祝い 「一歩一歩頑張っていきたい」

0

2019年07月04日 16:01  リアルサウンド

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

リアルサウンド

『サイン―法医学者 柚木貴志の事件―』

 7月4日、木曜ドラマ『サイン―法医学者 柚木貴志の事件―』(テレビ朝日系)の制作発表記者会見が行われ、大森南朋、松雪泰子、飯豊まりえ、高杉真宙、西田敏行、仲村トオルが登場した。


 大森が主演を務める本作は、最高視聴率25.5%を記録した韓国の大ヒットドラマ『サイン』のリメイク作。遺体の声なき声に耳を傾け続ける法医学者たちが、不都合な“事実”を隠ぺいする権力社会に立ち向かっていく。テレビ朝日のロングランシリーズ『法医学教室の事件ファイル』や昨年放送のドラマ『アンナチュラル』(TBS系)などでも取り扱われた人気ジャンル「法医学」を軸に、“真の正義とは何か”を問う。


 記者会見の前には、特別試写会も行われ、会場には多くの一般客も集まった。大森が「手こずりながらも楽しみながらやっています。最後までぜひ見ていただきたいと思います」「ドラマの撮影ってこんなに楽しいんだと。これまでゲスト出演が多くて、ゲスト出演だと肩身が狭い(笑)。主演をやらせていただき、大変ながらのびのびやらせていただいてます」とコメント。偏屈かつ無頼な解剖医・柚木貴志を演じる大森は、本作が民放連続ドラマ単独初主演となり、「法医学者」という役柄の難しさを実感しながらも、意欲的に挑んでいることを明かした。一方、柚木の助手となる新人解剖医・中園景を演じるのは飯豊。会場には飯豊の名前の入った応援うちわを持ったファンもおり、飯豊は嬉しさと緊張のせいか、笑いながら「私は先輩解剖医の大森さんにくらいついていくという役柄。憧れの先輩方と共演でき、すごく楽しいです」と充実の表情を見せた。


 大森率いる研究員チームと、松雪率いる警視庁チームが手を結び真実を明らかにしていくが、そこで一人彼らの前に立ちはだかるのが、権力に寄り添う国立大の法医学教授・伊達明義。伊達を演じる仲村は、感情を露わにデスクを叩くシーンのある第1話に関して「机を叩きすぎて壊さないように気をつけます」「部下を罵ったりアングラな行動ばかりしています。他のみなさんと違って全然楽しさがないですよ」と、眉間にしわを寄せた厳しい顔をキメ、会場を笑わせた。


 番組では公式サイトのほかに、TwitterやInstagramでも日々撮影の模様を発信中。特にInstagramでは、大森と飯豊が即興アドリブで寸劇を行う動画にも挑戦している。大森は、「飯豊ちゃんがすごい盛り上げてくれて」と紹介すると、飯豊は「大森さんから『Instagramで写真撮ろうよ』と言ってくれるんですよ!」と笑顔で明かし、大森は「やりづらいおじさんみたいになってない? 大丈夫?」と冗談を言って会場を和ませた。


 また、柚木の恩師となる兵藤を演じる西田は、大森との共演について「以前の現場では南朋ちゃんはエキセントリックな役で、マシンガンをがんがん打って私を亡き者にしようとしていた。今は落ち着いて師弟関係を演じているので不思議な感じです。でもたまに後ろを見てマシンガン持っていないかなと……」と、映画『アウトレイジ 最終章』での共演を振り返った。


 大森と飯豊だけではなく、本作では松雪と高杉も捜査上ではパートナーとなっている。第1話では松雪が高杉のネクタイを威勢よく掴むシーンも見られたが、2人のシーンは、監督も交えながら演技の相談をして進んでいることを明かした。大森×飯豊、松雪×高杉という、年の離れた異性バディが登場することも、本作の魅力となっていきそうだ。


 そしてイベント途中、大森から高杉に「物申したいことがある」と。大森は「高杉、お前今日誕生日なんだってな!」と、高杉の23歳の誕生日をサプライズで祝福。 巨大なわたあめが乗った特製ケーキが運び込まれ、高杉は驚いた様子を見せた。甘い物好きだという高杉は、わたあめにかじりつき、「甘い物好きなので、仕事中ですけど食べられて嬉しいです」と笑顔に。23歳の目標を聞かれると「まずはこの作品を楽しく、まっすぐに演じて、みなさんと仲良く撮影できたら。ここを一歩一歩頑張っていきたい」と明かした。


 また、「この夏挑戦してみたいことは?」という質問には、大森は「時間があるのかというくらい撮影に追われていて。でも、タイミングを見て海に行きたい」と。また、21歳の飯豊は「最近お酒が飲めるようになったのですが、先輩とご飯を食べに行ったことがなくて」とこぼすと、すかさず西田が「行こう! まりえちゃんと一緒に飲みに行く!」と嬉しそうな様子。そこに松雪も「私もお食事行きたいです」と加わると、西田は「お願いします!」と食い気味にコメント。「まりえちゃんと松雪さんと飲みに行くというのがこの夏最大のチャレンジ」と、笑顔を見せた。


 終始チームワークの良さと、ベテランから若手まで揃った役者たちの個性的なキャラクターが垣間見えた会見となった。『サイン―法医学者 柚木貴志の事件―』は7月11日より放送がスタートする。(取材・文=若田悠希)


    ニュース設定