学生時代の一大イベントといえば席替えですが、必ずしも望んだ席にはなれないもの。特に、一番前の席はハズレだと言われることが多かったですよね。一番前の席をハズレだと思っていた理由について、ヒトメボ読者に聞いてみました。
ガタガタする脚、下敷き必須の穴… 学校の机の思い出
■チョークの粉に襲われる
「黒板を消す際に、チョークの粉が舞って、目に入ることがあった。目が痛くなり嫌だった」(埼玉県 23歳 男性)
「制服の肩にチョークの粉がかかってしまい、授業中に付いた粉を手で払っていた」(東京都 31歳 女性)
黒板に近い一番前の席は、チョークの粉で汚れがち。毎日毎時間のことですから、嫌だなと感じる人も多そうです。
■先生にノートを覗き込まれる
「授業の始まりの時、『この前どこまで進んだっけ?』と先生がノートを覗き込んでくるのがとても嫌だった。あんまり上手く纏めてないし字も汚いから、覗き込みにくい席になりたかった」(群馬県 35歳 男性)
先生からすれば、近くにあったノートを見ただけ……でしょうが、生徒からすると、抜き打ちチェックのようで適当にノートを取るわけにはいかず、気が抜けませんね……。
■後ろから見られてる感がある
「一番前の席だと、後ろのひとから常に見られてる感じがして落ち着かない」(山形県 22歳 女性)
自分を見ているわけではないとわかっていても、背後に大勢の人がいるので、視線が気になってしまいがちです。
■準備もできてないのに当てられる
「授業中、いきなり当てられて困る。2列目以降に座っていたなら、次に来そうな質問を予想して答えを探すこともできるのに」(新潟県 27歳 女性)
「授業で当てられる回数がどうしたって多いから1番前の席はとにかく嫌だった」(北海道 31歳 女性)
先生が指名する順番として、一番前の席からが多かったという覚えがある人は少なくないはず。心の準備ができてないのに当てられる回数が多かったのも、一番前の席が不人気だった理由のようです。
■雑用を言いつけられる
「先生の机のすぐ前に座っていたとき、英語の先生にラジカセのセットを頼まれた。毎回、面倒くさーと思いながらやっていた。疲れてるときや眠いときとかに雑用を言いつけられると非常にダルい」(福岡県 34歳 男性)
最前列にいると、先生が色々と用事を頼んでくることがありますね。大人からすればなんてことのない雑用ですが、生徒にとっては貴重な時間を削られる罠でした……。
一番前の席には黒板が良く見えるという利点もありますが、生徒の多くは後方の席に魅力を感じていたようですね。みなさんにとって、一番前の席はアタリでしたか? ハズレでしたか?
(サンマ雲)