大谷翔平が連日の19度目マルチで打率は「.310」に

○ レンジャーズ 9 − 3 エンゼルス ●
＜現地時間7月4日　グローブライフ・パーク＞

　エンゼルスの大谷翔平選手が現地時間4日（日本時間5日）、敵地でのレンジャーズ戦に「3番・指名打者」で先発出場。現地時間7月5日に25歳の誕生日を迎える大谷は、2試合連続、今季19度目のマルチ安打を記録し、打率を「.310」とした。

　大谷は初回、トラウトの本塁打で先取点を挙げた直後の打席で「大谷シフト」を破る左前打を放ち、4試合連続となる安打を記録。二死1塁で迎えた3回の第2打席もバットを折られながらもセンター前に運び、前日の第3打席から4打席連続、連日のマルチ安打で、続く4番・シモンズの勝ち越し打を演出した。

　5回の第3打席では、叩きつけた打球をショートに放ち内野安打かと思われたが、レンジャーズの遊撃手アンドルスの好守によってショートゴロに。7回の第4打席は二死1,2塁という状況だったが、ライト方向への飛球は右翼手の守備範囲。9回には二死1,3塁で第5打席を迎えるも、二ゴロに終わり試合終了となった。

　チームは、勝ち越した直後の3回裏に2−3と逆転を許すと、4回裏、7回裏にも3点ずつを失って敗戦。3連勝とはならず、5割に逆戻りとなった。大谷はあす5日（現地時間）、アメリカの地で25歳の誕生日を迎え、敵地で同地区首位のアストロズと対戦する。