「スノーピーク」総合監修のグランピング施設が白馬に、標高1,200メートルの山岳でラグジュアリーな空間を提供

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2019年07月05日 19:02  Fashionsnap.com

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スノーピークフィールドスイート 白馬・北尾根高原 Image by: スノーピーク
スノーピーク(snow peak)が、八方尾根開発とグランピングフィールド「スノーピークフィールドスイート 白馬・北尾根高原(Snow Peak FIELD SUITE HAKUBA KITAONE KOGEN)」を7月13日に開業する。フィールドの設備や体験プログラムをスノーピークが総合監修。運営は八方尾根開発が担う。
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 スノーピークは現在2ヶ所の常設グランピング施設を運営しているが、フィールドスイートはスノーピークが展開するグランピングの中でも最高峰の体験を提供するブランド初のフィールドとなる。2013年ごろから構想していたプロジェクトで、美しい景色が楽しめる場所を探していたという。今回の開業地は景観の良さに加え、北尾根高原でスキー場を経営しており天候や土地の魅力を知り尽くしている八方尾根開発の存在が決め手となった。天候の変わりやすい山岳でのグランピング施設は国内初。開業までには企画スタッフらが実際に現地に泊まり課題検証したほか、3回のテスト営業を実施。テスト営業では30代から60代の親子や夫婦などが利用したという。

 「大人がゆっくり過ごせる空間」をコンセプトに営業する同施設は標高1,200メートルに位置し、天候次第では雲海も見ることができる。敷地面積は2,856平方メートルで、宿泊施設はフィールドスイートのために開発されたテントルーム7室のほか、建築家の隈研吾とスノーピークが共同で開発したモバイルハウス「住箱−JYUBAKO−」を活用したスイートルーム1室の全8室を用意。それぞれの宿泊棟は独立しており、各室に約100平方メートルのウッドデッキが設置される。食事は夕食、朝食のほかチェックアウト時にランチボックスを提供。料理長はブルガリ・イル・レストランテでの勤務経験を持つ鈴木伸悟が務める。また、屋外でドリンクを楽しむことができる「焚き火バー」や、ガイド付きで自然を探索するトレッキングツアー、日の出を見るご来光ツアー、熱気球体験などの体験オプションをラインナップする。宿泊料金は7万円〜11万円でオールインクルーシブ。1日8組16人限定で、10歳以上が利用対象となっている。スノーピークの地方創生コンサルティングで取締役の上山桂氏は「自然を楽しむということは、それぞれの土地ならではの風土を楽しむということ。キャンプを通して、地域の魅力を発信できたら」とコメントしている。
 スノーピークでは現在、北尾根高原に続くフィールドスイートの開業を検討している。既に候補地は3〜4ヶ所程度挙がっているが、詳細については未定だという。
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■スノーピークフィールドスイート 白馬・北尾根高原開業日:2019年7月13日(土)住所:長野県北安曇郡白馬村北城4487-4 八方尾根・北尾根高原内公式サイト
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