かつてトッテナムで活躍した元フランス代表DFパスカル・シンボンダ氏が、デンマーク代表MFクリスティアン・エリクセンについて語った。イギリス紙『イブニング・スタンダード』が5日に伝えている。
エリクセンとトッテナムの現行契約は2020年に満了を迎えるが、未だに新契約締結には至っていない。同選手は「新たな挑戦をしてみたい」とコメントするなどクラブ退団を示唆しており、レアル・マドリードが獲得に動いていると報じられていた。
しかし、シンボンダ氏はエリクセンがレアル・マドリードで絶対的レギュラーの座を掴むことは難しいと警告した。
「エリクセンはレアル・マドリードのスタメンで出場できないかもしれない。しかし、それは彼がトロフィーを獲得するために払わなければいけない代償だ。レアル・マドリードには(エデン・)アザール、(ルカ・)モドリッチ、(トニ・)クロースなど、あまりにも多くのワールドクラスの選手がいるからね」
「レアル・マドリードはビッグクラブだ。選手たちは休む暇もない。エリクセンが調子を崩せば、他の選手が彼の定位置を奪うことになるだろう。トッテナムでは、そうはならないけどね」
「エリクセンにとっては大きな一歩になるが、彼はそれを受け入れる必要がある。彼は単独でも試合に勝てることを証明した。レアル・マドリードでも同じようにいくと信じている」