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贅沢はしていないのになぜかお金が貯まらない! 「このままでだいじょうぶかな…?」と不安に思っている方も多いのではないでしょうか?
一方で、同じ年収でも子育てを楽しみながら、しっかりお金を貯めている家庭もたくさんあります。この違いはどこから生まれてくるのでしょう?
そこで今日は、ファイナンシャル・プランナーの有田さんに、“増えない家計”と“増える家計”の違いについて、これまでの家計相談の経験を元にお話しいただきます。
家計相談を受けていると、「お金が足りない!」と言っている人の主な行動特徴が見えてきます。
(1)寒いから、暑いから、とすべての部屋のエアコンにスイッチを入れてしまいがち
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(2)子育てや家事に頑張っているのだから! とつい自分へのご褒美を買ってしまいがち
(3)休日はいつも家族で買い物へ。お昼は外食ですませ、子どもへのおもちゃやお菓子をつい買ってしまいがち
(4)「今楽しく生活できているからいいじゃない」と、根拠はないが将来のお金のことは何とかなるだろうと思っている
日常の生活の中での何気ない行動やその時主義の思考の習慣が、“増えない家計”を作り出しているかもしれません。
一方、同じ年収、家族構成でもしっかりお金を増やしている家庭は一体何が違うのでしょう。
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・1年後の家族旅行、3年後の子どもの幼稚園入園など身近な目標を持ってお金を貯めている
・教育費や住宅購入など将来かかる大きなお金について、専門家に相談し逆算してお金を積み立てている
・お出かけは水筒とお弁当を持ってピクニックをしたり、家族でサイクリングを楽しんだりと、“物”消費ではなく体をつかうことを意識している
お金をかけなくても家族で楽しめることを工夫しながら、将来にかかるお金をきちんと考えているのが特徴です。
(1)買う前に本当に必要かどうかを考える
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「自分へのご褒美」と言っては、必要のないものを買っていませんか? 金額の多少にかかわらず、必要ないものを買うのはがまんしましょう。ちょっとの積み重ねでも、家族旅行分くらいは貯められるかもしれませんよ。
(2)将来のために目的別に「先取り貯蓄」をする
「○○のために5年後に100万円貯める」などと目標を決め、生活費の口座とは別に貯金口座を作りましょう。必要なお金を積み立てれば、手元に残ったお金は全部使ってしまっても大丈夫。“お金を貯める”ストレスから解放されます。
(3)お金を使わなくても楽しく過ごせるライフスタイルを!
筆者が子育て中のママに一番お勧めしたいのはコレです。
子どもが小さいからこそ、お金をかけなくても行って楽しい場所は沢山あるはずです。特に体を思いっきり動かせる海や山、公園などの自然が多い場所は子どもの心と体の成長にとっても良いので、家族でお気に入りの公園などを見つけて、楽しんではいかがでしょう。
ちょっとした発想の転換、生活習慣で驚くほど家計が改善されることも少なくありません。今しかできない子育てを楽しみながら、家族の未来のお金をしっかりと準備していきませんか?
(2015年4月10日の記事を再掲載しています)
【画像】
※ mr.water、ANURAK PONGPATIMET / Shutterstock
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