交流戦に入ってから調子を上げてきたDeNA。そのDeNA投手陣を様々な面でリードしているのが、約1年前のトレードでオリックスから加入した伊藤光だ。その伊藤は、今シーズンから新しい登場曲を使用しており、その楽曲によって背中を押されている。その登場曲とは、3人組の人気バンド『BUZZ THE BEARS』が書き下ろした「ジブンシダイ」という曲だ。
伊藤はオリックス時代にも「光り」「22」といった『BUZZ THE BEARS』の曲を登場曲に使ってきた。彼らと伊藤は親交が深く、大のプロ野球ファンでもある。そこで今回は、『BUZZ THE BEARS』のメンバーでドラムのサトシに制作秘話を聞いた。
両者が知り合ったのは「(伊藤)光が『光り』を使ってくれていたこと」が発端。その後の登場曲『22』は、メンバーと伊藤が話し合って制作した。さらに、「そろそろ新曲を作りたいなと思っていた矢先」に、伊藤がオリックスからDeNAへトレードで移籍。それを受け、『BUZZ THE BEARS』が「DeNAでも作らせて欲しい」と伊藤に持ちかけると、「ぜひ!お願いします」という嬉しい返事が返ってきたという。
サトシが語ったように、今回は『光り』や『22』とは違うテイストの曲が出来上がった。『BUZZ THE BEARS』の曲の中でも大人っぽい仕上がりになっている。今回の新曲について伊藤は「大人っぽい自分が横浜スタジアムの打席に立ったときに曲が流れるイメージで作ってもらったんですけど、最後の歌詞がすごく好き」と笑顔で語る。